松阪市議会 > 2017-03-13 >
03月13日-07号

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  1. 松阪市議会 2017-03-13
    03月13日-07号


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    松阪市 平成29年  2月 定例会(第1回)議事日程第7号 平成29年3月13日 午前10時開議 日程第1 議案第1号 平成29年度松阪市一般会計予算      議案第2号 平成29年度松阪市競輪事業特別会計予算      議案第3号 平成29年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算      議案第4号 平成29年度松阪市介護保険事業特別会計予算      議案第5号 平成29年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第6号 平成29年度松阪市簡易水道事業特別会計予算      議案第7号 平成29年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算      議案第8号 平成29年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算      議案第9号 平成29年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算      議案第10号 平成29年度松阪市水道事業会計予算      議案第11号 平成29年度松阪市公共下水道事業会計予算      議案第12号 平成29年度松阪市松阪市民病院事業会計予算      議案第13号 松阪市保健・医療・福祉施設整備基金条例の廃止について      議案第14号 松阪市リバーサイド茶倉事業基金条例の廃止について      議案第15号 松阪市飯南希望の森づくり事業実施条例等の廃止について      議案第16号 松阪市行政組織条例の一部改正等に伴う関係条例の整理について      議案第17号 松阪市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について      議案第18号 松阪市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について      議案第19号 松阪市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部改正について      議案第20号 松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について      議案第21号 松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正について      議案第22号 松阪市税条例等の一部改正について      議案第23号 松阪市手数料条例の一部改正について      議案第24号 松阪市放課後児童クラブ施設条例の一部改正について      議案第25号 松阪市健康センター条例の一部改正について      議案第26号 松阪市休日・夜間応急診療所条例の一部改正について      議案第27号 松阪市国民健康保険税条例の一部改正について      議案第28号 松阪市介護保険条例の一部改正について      議案第29号 市道路線の認定について      議案第30号 市道路線の廃止について      議案第31号 市道路線の変更について      議案第32号 財産の無償譲渡について      議案第33号 専決処分の承認について(松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部を改正する条例) 日程第2 議案第35号 平成28年度松阪市一般会計補正予算(第4号) 日程第3 議案第36号 平成28年度松阪市競輪事業特別会計補正予算(第2号) 日程第4 議案第37号 平成28年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第5 議案第38号 平成28年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 日程第6 議案第39号 平成28年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第40号 平成28年度松阪市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第8 議案第41号 平成28年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第42号 平成28年度松阪市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 日程第10 議案第43号 平成28年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第44号 平成28年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第45号 平成28年度松阪市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第46号 平成28年度松阪市公共下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第47号 平成28年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算(第2号) 日程第15 議案第48号 松阪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について 日程第16 議案第49号 松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 日程第17 議案第50号 松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部改正について 日程第18 議案第51号 副市長の選任について 日程第19 議案第52号 監査委員の選任について 日程第20 議案第53号 教育長の任命について 日程第21 請願第1号 白猪山山頂付近の市有地への風力発電施設建設を承諾しないよう求める請願書本日の会議に付した事件 議事日程と同じ出席議員(27名)    1番  楠谷さゆり君     2番  西口真理君    3番  米倉芳周君      4番  深田 龍君    5番  沖 和哉君      6番  松岡恒雄君    7番  坂口秀夫君      8番  植松泰之君    9番  堀端 脩君     10番  野呂一男君   11番  中村良子君     12番  山本芳敬君   13番  山本 節君     14番  川口 保君   15番  大平 勇君     16番  大久保陽一君   17番  濱口高志君     18番  海住恒幸君   19番  永作邦夫君     20番  松田俊助君   21番  中島清晴君     22番  今井一久君   23番  久松倫生君     24番  西村友志君   25番  松田千代君     26番  田中 力君   27番  水谷晴夫君欠席議員(1名)   28番  前川幸敏君議場出席説明者 市長          竹上真人君   副市長         小林益久君 副市長         山路 茂君   総務部長        中出 繁君 危機管理室長      鈴木政博君   経営企画部長      加藤正宏君 税務部長        福島ひろみ君  環境生活部長      吉田敏昭君 健康ほけん部長     三宅義則君   福祉部長        薗部 功君 産業経済部長      村林謹一君   都市整備部長      永作友寛君 教育長         東 博武君   教育委員会事務局長   松名瀬弘己君 嬉野地域振興局長    奥野義彦君   三雲地域振興局長    竹田正明君 飯南地域振興局長    廣田美恵子君  飯高地域振興局長    片岡 始君 上下水道事業管理者   向井克志君   市民病院事務部長    内田寿明君 消防団事務局長     三木 淳君事務局出席職員 事務局長        佐藤 誠    次長          刀根 薫 議事担当主幹      三木 敦    調査担当主幹      前出和也 総務係長        上西伸幸    調査係長        大田政雄 議事係主任       赤塚 泉    兼務書記        吉田茂雄 兼務書記        橋本尚由-----------------------------------                         午前10時0分開議 ○議長(西村友志君) おはようございます。これより本会議を開きます。本日の議事は、議事日程第7号により進めることにいたします。 △日程第1 議案第1号 平成29年度松阪市一般会計予算      議案第2号 平成29年度松阪市競輪事業特別会計予算      議案第3号 平成29年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算      議案第4号 平成29年度松阪市介護保険事業特別会計予算      議案第5号 平成29年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第6号 平成29年度松阪市簡易水道事業特別会計予算      議案第7号 平成29年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算      議案第8号 平成29年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算      議案第9号 平成29年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算      議案第10号 平成29年度松阪市水道事業会計予算      議案第11号 平成29年度松阪市公共下水道事業会計予算      議案第12号 平成29年度松阪市松阪市民病院事業会計予算      議案第13号 松阪市保健・医療・福祉施設整備基金条例の廃止について      議案第14号 松阪市リバーサイド茶倉事業基金条例の廃止について      議案第15号 松阪市飯南希望の森づくり事業実施条例等の廃止について      議案第16号 松阪市行政組織条例の一部改正等に伴う関係条例の整理について      議案第17号 松阪市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について      議案第18号 松阪市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について      議案第19号 松阪市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部改正について      議案第20号 松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について      議案第21号 松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正について      議案第22号 松阪市税条例等の一部改正について      議案第23号 松阪市手数料条例の一部改正について      議案第24号 松阪市放課後児童クラブ施設条例の一部改正について      議案第25号 松阪市健康センター条例の一部改正について      議案第26号 松阪市休日・夜間応急診療所条例の一部改正について      議案第27号 松阪市国民健康保険税条例の一部改正について      議案第28号 松阪市介護保険条例の一部改正について      議案第29号 市道路線の認定について      議案第30号 市道路線の廃止について      議案第31号 市道路線の変更について      議案第32号 財産の無償譲渡について      議案第33号 専決処分の承認について(松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部を改正する条例) ○議長(西村友志君) 日程第1 議案第1号から議案第33号までの議案33件を一括議題とし、これより各常任委員長の報告を求めます。 初めに、環境福祉委員長 永作邦夫議員。     〔19番 永作邦夫君登壇〕 ◆19番(永作邦夫君) おはようございます。環境福祉委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 まず、議案第1号平成29年度松阪市一般会計予算のうち歳入と歳出第2款総務費、第1項総務管理費、第14目交通安全対策費から第18目諸費、第3項戸籍住民基本台帳費、同第3款民生費、同第4款衛生費、第1項保健衛生費、第12目水道費を除く、同第10款教育費、第7項青少年教育費、第3目放課後児童健全育成費、債務負担行為、地方債でありますが、総務費に関しまして、「結婚お祝い事業費の記念撮影コーナーは本庁舎のどこに設置するのか。またパネルを作成することにより、どのような効果があるのか」との質疑に対し、「記念撮影コーナーは、本庁舎屋内と屋外の2カ所を考えており、屋内には一般的な結婚を祝福するようなパネルを、屋外には蒲生氏郷と冬姫に扮するパネルを考えている。これを機会に市役所に親近感や愛着を持ってもらえればと期待している」との答弁。「撮影用パネルの作成や結婚届を提出した夫婦に贈呈する記念品の選定には、若者の意見を十分取り入れる中で、しっかりと検討されたい」との意見。 「マイナンバーカードを利用した証明書コンビニ交付事業費について、平成30年2月から開始するとのことだが、セキュリティーの面はどのような対策をされるのか」との質疑に対し、「セキュリティーについては、申請から交付まですべて操作を本人が行うので、周りの目に触れることはない。また、証明書発行後には、そのデータが自動的に消去される仕様となっている。用紙には偽造改ざん防止を施しており、申請者が取り忘れのないよう画面表示と音声案内で注意を促す。また、万一カードの紛失等があった場合には、365日24時間対応のコールセンターに連絡をとることで利用停止ができる」との答弁。 「交通死亡事故に対して、どのような分析調査をし、またどのようなメンバーで行っているのか」との質疑に対し、「交通死亡事故が発生すると事故現場に出向き、どのような状態で交通事故が発生したのかを警察、道路管理者及び市職員等の関係機関のメンバーで現場の状況を確認しながら、事故要因等の分析調査を行っている」との答弁。 民生費に関しまして、「生活困窮世帯学習支援事業について、学習を行う場所は、どこを考えているのか。また、対象者は何人ぐらいを想定しているのか」との質疑に対し、「場所については、川井町の子ども支援研究センターミーティングルーム並びに殿町の福祉会館2階会議室の2カ所を予定しており、対象者は、小学校6年生から中学校3年生までの4学年で、生活保護受給世帯並びに就学援助受給世帯を対象に、約40人を想定している」との答弁。「学習を行う場所は市の中心部に2カ所とのことだが、生活保護受給者等の対象者は市内の広域に渡ることから、遠方在住の対象者への対策をどのように考えているのか」との質疑に対し、「市内中心部に比較的対象者が多いことから、交通の便も踏まえて場所を選定したが、平成30年度には応募者の所在地を勘案して設置場所や設置数を見直していきたい」との答弁。「学習支援は、全国的にも効果が出ているとの報道もあることから、精力的に実施されたい」との意見。 「新規事業の生活困窮者就労準備支援事業費と別事業にある生活保護受給者就労支援事業費との対象者の兼ね合いは」との質疑に対し、「生活保護受給者就労支援事業については、働ける状態にある生活保護受給者の求職活動を支援する事業で、ハローワークの窓口への同行訪問、履歴書の書き方及び面接の対応等求職活動を支援するのに対し、生活困窮者就労準備支援事業は、就労に向けた準備が整っていない生活困窮者に対して、一般就労につけるように準備段階としての支援を計画的に行っていく事業である。対象者として生活保護受給者並びに生活困窮者も含めて15名程度を想定している」との答弁。 「保育園の第1種非常勤保育士が子育て支援センターなどの、保育園以外の勤務が発生すると、保育園に勤務し続けた保育士との賃金格差が生まれるとのことだが、保育士として勤務していることから賃金体系を同じにできないのか」との質疑に対し、「現時点の状況として、保育園等に勤務する第1種非常勤職員を募集しても応募者が少なく、また離職を食いとめねばならないことから対策を打ったものである」との答弁。「市内の民間保育園の勤務実績や保育士を途中でやめた場合においても、市立保育園としての勤務実績はゼロになるとのことだが、これらの実績については柔軟に対応できないのか」との質疑に対し、「新しい賃金体系では根拠を持って格差をつけなければならないことから、松阪市立の保育園、幼稚園での第1種非常勤職員としての任用期間を基準とするに当たり、確実に把握できる客観的な数字が必要と考えている」との答弁。 「子ども発達総合支援センターにおける利用状況はどれくらいか。また今後の課題は」との質疑に対し、「平成29年1月末現在、1日当たり約20人の子どもたちが通所しており、その中には就学している子どもたちも含まれている。課題としては、平成30年に特別支援学校が開校する中で就学をしている子どもたちへの支援を強化しないといけないことと、子ども発達総合支援センターに通いたくても通えない子どもたちへの支援策を今探っている状態であり、将来的には境界型の発達障害の子どもたちへの支援も大きな課題である」との答弁。「今後、境界型の障害児がふえてくる中、各学校との関係は」との質疑に対し、「就学前の子どもたちについては、障がい児保育支援委員会があり、その中で子どもたちの状態などの情報を正確に集め、審議していくという形をとっている。また就学している子どもたちについては、教育委員会所管の教育支援委員会があり、その中で子ども発達総合支援センターの職員もかかわり、現場の先生の悩み事や相談事を承りながら、就学先を審議し、現場の先生や保護者に助言している」との答弁。 「障害児の保護者が松阪版おたすけブックというサポートブックを作成しているが、情報ツールとして活用できないのか」との質疑に対し、「子ども発達総合支援センターの事業運営に関する基本指針があり、特別支援教育体制支援事業というような項目の中にサポートブックという位置づけをしている。情報のツールとしてのサポートブックを活用して、また特別支援教育だけではなく療育・訓練としてサポートブックをフィードバックするなど互いの情報交換ツールという形でさらなる活用の仕方を研究していく」との答弁。 「福祉会館の移転について、老朽化とか耐震基準の問題で移転が議論されていたが、今回、松阪公民館に移転決定となった経緯は」との質疑に対し、「福祉会館は、耐震もなく、老朽化が激しい中、三、四年前から改修や建てかえ、移転等さまざまな形で協議をしてきた。この中で改修や建てかえでは駐車場の問題が解消されないことから、市役所付近を含め駅西や商業施設等を模索していたが、土地利用計画の中で松阪公民館の機能が松阪マームに移転することに伴い、協議の結果、現在の福祉会館の機能は松阪公民館に移し、福祉会館の建物は取り壊して駐車場としていくことになった」との答弁がありました。 続いて議員間討議に入り、「生活困窮世帯学習支援事業について、今後の修正及び拡大の余地があるとの一定程度の見解を得たが、市内の中心地に近い2カ所に設置して、振興局管内や旧市内でも遠方からは通いづらいところに設定という不公平感がある。また学校現場を通じて全生徒に啓発する周知活動についても、所得制限により受講できる子どもは限られており、所得が低いということに対しての偏見、いじめが生まれるのではないかと危惧する。松阪市が運営する事業もしくは新たに進み始める事業によって子どもたちの中に新たな差別、すれ違いが生まれるのではないかと危惧する」との意見に対し、「その心配はあるが、やっていく中で考えていくべきであり、先進的にやっているところを参考に問題点をつかんで、松阪市ではそういうことが起こらないような手法を今後考えていくべき」との意見がありました。 衛生費に関しまして、「母子保健事業費の中で、妊娠期からの支援なのか妊娠前からの相談も含めての支援なのか」との質疑に対し、「新健康センターは誰もが気軽に来てもらうことをコンセプトに建てたものであり、妊娠してからでないと相談できないということではなく、健康に関する相談を全て受け付ける。また、今後の子育ての相談も引き続き受け付けていきたいと考えている」との答弁。「妊娠、出産の相談をどこにすればよいのかわからないとよく聞くことから、気軽に相談できるコンシェルジュに期待をしているので、松阪版ネウボラを推進するためしっかりと対応してほしい」との意見。 「新健康センター「はるる」を松阪版ネウボラの拠点にしたいということだが、市域が広い中、他の組織との連携をどのように考えているのか」との質疑に対し、「健康センター「はるる」は、市全体を対象とした総合調整、そして人材育成の機能を担いながら地域との連携を推進していく役割であり、嬉野三雲管内は嬉野保健センターを拠点として、飯南管内はふれあいセンター、飯高管内は飯高地域振興局地域住民課を拠点として、連携を図りながら対応していく。また、子育て支援センターとの連携については、相談後の支援体制などについてきめ細やかな情報共有が必要と考えている。その他、保育園、幼稚園あるいは子ども発達総合支援センターとの連携を考えている」との答弁。 「休日夜間応急診療所管理運営事業費の財源内訳は。また、いおうじ応急クリニックの委託料が3000万円から今回2697万5000円になっているが、委託金の算出根拠は」との質疑に対し、「財源内訳として、休日夜間応急診療所使用料、診療報酬も含め、約7600万円と一般財源の3500万円の構成になる。そして、いおうじ応急クリニック委託料については、休日・祝日の午後を委託対象にしていた分を平成29年度からもとの医師会の契約に戻したことにより、委託対象の部分が削減され、委託料の減になった」との答弁。「休日夜間応急診療所管理運営事業費について、平成29年4月からの休日夜間体制が変わるということだが、変更になる内容が市民に伝わっていないのではないか」との質疑に対し、「事業を推進していく上では、啓発及び周知の機会を持っていくということが大事であるので、ホームページや広報まつさか以外にも積極的にいろいろな媒体を使って流していきたい」との答弁。「ホームページを見たが、変更内容がわかりにくいので改善をお願いしたい」との意見。 「新電力事業における事業利益分について、どのような使い方を考えているのか」との質疑に対し、「クリーンセンターの再生可能エネルギーで生み出した電力を活用していく、エネルギーの地域内循環及び地産地消というコンセプトを大事にしたい。そのため環境整備に役立てるような使い方、そして地域内で循環していくものに活用していくべきだと考えており、来年度にはパートナー事業者が決まり会社を設立するので、具体的な事業計画等を立てていく中で改めて使い方を検討していく」との答弁。「今後、循環型社会の実現に向けての使い道を考えてほしい」との意見。 「松阪市民病院事業会計繰出金について、地域医療構想の推進に要する経費として、プロジェクトチームを設置するとのことだが、今後についてスケジュールの考え方は」との質疑に対し、「外部有識者によるあり方検討委員会のスケジュールは、平成29年度当初に有識者の選任に入り、6月ごろからあり方検討委員会を開催し、年度末には答申という形になる。地域包括ケアシステム全体をこのあり方検討会で決めていくのではなく、一定の方向性を示してもらう」との答弁。「6月からあり方検討委員会開始、年度末答申となれば、開催日数が足らないのではないか。そのことにより、あり方検討委員会では、ほとんど決まっているベッド数削減に向かって進んでいくのではないか」との質疑に対し、「ベッド数削減ありきの議論でなく、地域のあるべき医療提供体制を踏まえた議論になるよう進めていきたいと考えている。また、今回のあり方検討委員会は市民病院の経営だけを考えるのではないことから、副市長をトップにした庁内プロジェクトチームを設置し、市全体を取り巻く医療提供体制を見据えながら慎重に議論していきたいと考えている」との答弁。 教育費に関しまして、「放課後児童クラブ活動事業費について、委託から補助に仕組みが変わるが、現状の平成28年度まで委託していた各クラブは、今までどおり問題なく補助対象となっていくのか」との質疑に対し、「委託から補助に変わるが、基本的にその基準となる考え方や額を変える予定はない。また補助内容の拡充として、例えば、保護者会等が一部会計事務を税理士に委託する場合、その部分について補助を加算することを考えている」との答弁。「今までの制度、仕組み等が平成29年度以降は変わるわけだが、現状の各クラブからの不安の声はないのか」との質疑に対し、「委託方式から補助金交付方式に変えることについては、各放課後児童クラブの運営主体に2回に分けて説明会を行った。さらに会計事務等で不安を持っているということもあったので、東海税理士会の松阪支部の協力を得て、税理士を講師として源泉徴収事務等の説明会も開催した」との答弁。「制度を変えるということは、よりよいものに変えるという目的があってこその変更であり、各クラブの運営者や保護者が使い勝手がよいような制度にすべきであり、課題や問題が出てきた場合には、しっかりと柔軟に対応してほしい」との意見がありました。 続いて討論に入り、委員より「これまで市民に番号をつけて管理するマイナンバー制度には、一貫して反対をしてきた。個人番号カード交付事業費の盛り込まれた予算であるために反対する」との発言。 「新福祉会館施設事業整備費について、12月22日に「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画の中で示された福祉会館の松阪公民館への移転自体には反対するものではないが、このことが素案として提示され、すぐに市民に説明のないまま予算化されている点、またこれは福祉会館と松阪公民館とを連動して考えなければならない問題だが、松阪公民館のマームへの移転は納得できるものではない。福祉会館の移転を認めるということは、松阪公民館が行く場所がなくなって移転を認めざるを得ないということになるので、反対する」との発言。 「当初予算については、100点かというとそうではない部分も多々あるが、健康センターやネウボラ整備の件、そして竹上市長が掲げる子育て一番について多面的新事業、また拡充がみられる。一方で、生活困窮者自立支援制度における就労準備支援事業や学習支援事業は、一定の課題や不安を感じる部分もあるが、担当課や部長の答弁の中から柔軟な対応、もしくは今後の状況、利用者の方々からの声等も含めて、修正が必要であれば検討していくという、ある一定の柔軟な見解もあった。生活困窮において、今回、一度失敗をすれば、さまざまな偏見の問題、市民や子どもたちからの信頼感の形成が難しくなると常々危惧をしたが、他市では、子どもの貧困の部分について、大きく動き出しているというところで松阪だけがやらない、もしくはストップすることは大きな市民サービスの低下につながると考えられることから、今回は、市の自浄作用や積極的な前進などに期待し、賛成する」との発言があり、採決の結果、挙手多数、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号平成29年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、「課税限度額の引き上げは、独自減額措置が適用されている低所得者にも影響するのか。またどのような所得の人が、幾らの増額になるのか」との質疑に対し、「課税限度額の引き上げは高額所得者に対して税負担増をお願いするものであり、今回は税率改正を行わないため、低所得者の税額がふえることはない。増税額については、40歳代単身世帯の場合、医療分及び高齢者支援金分合わせて、最高4万円の増額となる」との答弁。「低所得者が多い国保加入者の中で、払える高額所得者から徴収するという考えは、課税限度額を際限なく引き上げていくことにつながり、払える人も減っていくのではないか」との質疑に対し、「課税限度額における国の基本的な考えとしては、負担の公平性を図る観点から、平成27年度からは社会保障改革プログラム法において、被用者保険とのバランスを踏まえ、段階的に引き上げる方針に転換しており、松阪市も引き上げを行っている」との答弁。「国に追従するのではなく、もっと国の負担をふやしてもらうよう働きかけを行い、今後は国に対しても責任ある負担を求めていくべき」との意見がありました。 続いて討論に入り、委員より「医療分と高齢者支援金分で4万円の値上げというのは非常に大きな値上げであり、保険税を払える人から取っていくというやり方は、今後もその人たちに対して値上げを繰り返していく。これは際限がない状況になってしまう。国の負担の増額を求めていくべきだという点を指摘して、この値上げの予算を含む議案第3号には反対する」との発言があり、採決の結果、挙手多数、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第4号平成29年度松阪市介護保険事業特別会計予算についてでありますが、「介護予防サービスの給付費の負担金が1億1300万円ほど減になり、介護予防生活支援サービス事業費1億6283万円に反映されたと思うが、訪問型サービス2160件と通所型サービス4680件の件数は、どのように見込んだのか」との質疑に対し、「要支援は、認定期間が最長1年間で、訪問・通所介護の利用者全員が総合事業に移行することになる。平成28年度現在の訪問・通所介護の利用者の件数から平成29年度の予測により見込んだ」との答弁。「在宅医療・介護連携推進事業の相談窓口をどのようにするのか」との質疑に対し、「相談窓口については、医師会の建物の中に配置し、医師会から1人の専門職、市から職員を出向する方向で議論をしている。また、平成30年4月の本格的な開設に向けて準備を進めていく予定」との答弁がありました。 続いて討論に入り、委員より「費用抑制という目的で、認定を受けさせずに、介護予防生活支援サービス事業に回されるおそれがある。この事業は、市町村事業であることから、整備がおくれればサービスが受けられない状態に陥るおそれもあり、今後は、要支援に対する介護保険サービス外しと事業所への報酬減、これを見込んだ緩和型サービスへの導入など、問題があるという点を指摘して反対をする」との発言があり、採決の結果、挙手多数、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号平成29年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算についてでありますが、「平成29年4月から低所得者の保険料軽減特例措置を段階的に廃止していくが、この会計にどのようにあらわれるのか。また、松阪市ではどれぐらいの人がその対象になるのか」との質疑に対し、「来年度は2種類の軽減特例が見直され、1つ目は、被用者保険の元被扶養者への均等割軽減が9割から7割軽減になる。2287名の対象者となり、1333万3775円の課税額の増加が見込まれる。2つ目は、所得割で5割軽減を受けていた人が2割軽減となる。2616人が対象者となり、2002万1053円の課税額の増加が見込まれる」との答弁。「保険料軽減特例措置の廃止に伴い、今後、急激な負担増となる人に対する激変緩和措置は」との質疑に対し、「激変緩和措置については、元被扶養者の均等割の9割軽減について段階的に見直すこととされ、平成31年度からは本則に戻すが、平成29年度は7割軽減、平成30年度は5割軽減となる。そして、所得割の5割軽減も段階的に見直すことになっており、平成29年度は2割軽減、平成30年度以降は軽減なくすことが決定している」との答弁がありました。 続いて討論に入り、委員より「今まで9割軽減されていたものが今年度から7割軽減となり、2割値上げをしている。そういう部分が入った予算であるために反対する」との発言があり、採決の結果、挙手多数、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第7号平成29年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号平成29年度松阪市松阪市民病院事業会計予算についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号松阪市保健・医療・福祉施設整備基金条例の廃止についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号松阪市放課後児童クラブ施設条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第25号松阪市健康センター条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第26号松阪市休日・夜間応急診療所条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第27号松阪市国民健康保険税条例の一部改正について、審査を行いました。 続いて討論に入り、委員より「松阪市独自の減額を延長するものの、議案第3号と同様の趣旨で反対をする」との発言があり、採決の結果、挙手多数、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第28号松阪市介護保険条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、環境福祉委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の報告を終わります。     〔19番 永作邦夫君降壇〕 ○議長(西村友志君) 次に、文教経済委員長 今井一久議員。     〔22番 今井一久君登壇〕 ◆22番(今井一久君) 文教経済委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 まず、議案第1号平成29年度松阪市一般会計予算のうち、歳入と歳出第5款労働費、同第6款農林水産業費、同第7款商工費、同第10款教育費(第7項青少年教育費第3目放課後児童健全育成費を除く)、同第11款災害復旧費第1項農林水産業施設災害復旧費、債務負担行為、地方債についてでありますが、労働費に関しまして、「新規事業の労働一般経費で行う労働行政事務とは何か」との質疑に対し、「現在、本庁1階の就労の広場で、生活困窮者を対象に行っている求職者相談コーナーに職業相談員1名を配置して利用者の利便性を考慮し、障害者、高齢者や子育て中の方も対象に窓口を拡充していく」との答弁。「潜在専門職トレーニングプロジェクト事業導入のきっかけは」との質疑に対し、「専門的資格が必要である求人のうち、看護師、介護士、保育士が非常に多かったため、ハローワークや労働局とも協議し、3職種に絞り込んで復職支援を行うこととした」との答弁。「受講者のうち、復職されなかった方へのフォローはしているのか」との質疑に対し、「受講後アンケートによる調査を実施しており、適宜相談に応じている」との答弁。「復職するチャンスをしっかり把握し、100%の復職につながるようにしてほしい」との意見。 「保育士の復職プログラムを見学したが、先輩保育士との懇談会が非常に大きな意味のある時間であったように思う。しかし、管理職中心であったため、実際に復職した保育士の意見を聞くことができたら、もっと説得力があると思うがどうか」との質疑に対し、「御指摘のとおり、先輩保育士の話を聞いてもらうことは効果的であると考えている。実際に復職している保育士に研修会へ来てもらうことは難しい状況だが、復職を考えるに当たってのポイントとなることは認識しているので、何らかの形でかかわっていただけるような仕組みを考えていきたい」との答弁がありました。 農林水産業費に関しまして、「松阪牛の肥育業者は減少していると聞くが、販路拡大による需要増加と供給のバランスはとれるのか」との質疑に対し、「松阪牛への補助事業により生産振興を図り、出荷頭数をふやしていけるよう努力していきたい」との答弁。「特産松阪牛緊急支援補助金の増額理由は、」との質疑に対し、「1頭当たり15万円の補助額に変更はないが、対象頭数を50頭から60頭にふやしたことにより増額となった」との答弁。「但馬産の子牛の価格が高騰しているが、今後の見通しは」との質疑に対し、「繁殖農家の高齢化による廃業などにより、全国的に子牛の数が減少し高値となっている。兵庫県では、増産事業に取り組んでおり、二、三年でふえてくる見込みであるが、その間は高値が続くのではないか」との答弁。 「和牛サミットは、他のブランド牛との合意形成はできているのか。また、継続して開催していくのか」との質疑に対し、「参加を想定しているブランド牛はあるが、横のつながりがないこともあり、県に協力のお願いをしている。新規事業であるが、今後は参加者持ち回りで継続開催していければと考えている」との答弁。「県からの補助金はないのか」との質疑に対し、「県内には幾つかのブランド牛があるため補助金としての協力は難しいが、いろいろな面から後方支援をしていただけるようお願いしていく」との答弁。「新規事業の和牛サミットや牛まつりの開催において、参加する市町から負担金を徴収すべきではないのか」との質疑に対し、「松阪牛の肥育地域は、9市町にまたがっているが、松阪市が松阪牛協議会の事務局であり、松阪牛が市に与える経済効果は非常に大きなものがあると思っている。また、牛まつりは松阪市で共進会とともに開催し、市民にとって定着した祭りになってきていることからも、負担金の徴収には至っていない」との答弁。「松阪牛を肥育地域みんなで盛り上げていくためにも、支援金としてでもよいと思うので、徴収を検討してほしい」との意見。 「新規就農者総合支援補助金は、親元からの同じ品目での継承でも対象になるのか」との質疑に対し、「追加の品目があれば対象となる」との答弁。「新規就農者への規制緩和はあるのか」との質疑に対し、「就農計画書できちんとした営農計画を作成し、農業を生業として行うことが確認できれば、50アールという下限面積にかかわらず、就農できるよう調整している」との答弁。 「ベルファーム施設管理事業費の指定管理業者への委託料の動きは」との質疑に対し、「平成24年3月に10年間の指定管理の基本協定を結んでおり、初年度の4800万円を上限に年々下げ、平成29年度は4114万3000円、最終の平成33年度は3600万円である」との答弁。「施設整備費の今後の見通しは」との質疑に対し、「池への転落防止の防護柵などは年次計画を立て、整備を進めているが、オープンから12年が経過し、空調などの機材にふぐあいが出てきているので危惧している」との答弁。 「飯高地域資源活用交流施設整備事業費の源泉開発調査とはどのようなことを行うのか」との質疑に対し、「平成16年の開業当初は毎分12リットルの湧水量があったが、現在では毎分1リットルにまで減少している。今後、湧水量の回復は見込めないとの見解から、新しい源泉を求めて掘削に向けた調査を行う」との答弁。 「耐震能力が不足しているため池はどれくらいあるのか。また今後の整備にどれくらいの時間を要するのか」との質疑に対し、「平成25年に一斉点検を行った結果、被災により人的被害を受けると判断された30カ所を、平成32年度までに国の全額補助のもと、耐震調査を行っていく」との答弁。「この事業は地元負担がないので大いに活用し早急に取り組んでほしい」との意見。 「森林環境創造事業費の大幅な減額理由は」との質疑に対し、「県の予算が前年比40%という厳しい状況であることから減額となっているが、引き続き県へ予算確保を要望し、里山の集落の安心安全の観点からも森林整備を進めていきたい」との答弁。「どのように有害鳥獣の捕獲に取り組むのか」との質疑に対し、「獣害対策の3事業を、猟友会や地域と一体となり進めることが、農作物への被害軽減につながると考えているので、まずはしっかり取り組んでいきたい。また他市の状況も参考に研究し、対処していく」との答弁。「近隣の市町や県とも十分協議し、よりよい方策を探ってほしい」との意見。 「木質バイオマス有効活用対策事業の見通しは」との質疑に対し、「大型の合板会社が進出してくることもあり、バイオマス材の活用もふえてくるのではないか」との答弁。「市内製材工場の出口対策を強化する林業支援センター運営事業の今後の見通しと継続性は」との質疑に対し、「現在、森林からの搬出、運搬や、新築住宅への基本設計の支援、また原木の安定供給や木材利用の促進に取り組んでいるが、森林所有者や素材生産者、製材所などの情報収集に重点を置き、木材の流通コーディネーター役として進めていきたい」との答弁。 「アサリ資源増殖事業はどのようなことを行うのか」との質疑に対し、「海底耕うんや、稚貝の移動放流、かぶせ網などを行い、アサリが育つ良質な漁場改善を図り、増産につなげていきたい。また、優秀な母貝の入手や、密猟対策の支援も行っていく」との答弁。「アサリの母貝は入手困難なのか」との質疑に対し、「品質のよい伊勢湾の三重県産のアサリは、どこも数が少なく入手が難しい。アサリは松阪を代表する水産物であり、品質にはこだわって努力されているので御理解いただきたい」との答弁がありました。 商工費に関しまして、「商工団体補助金の上限額は」との質疑に対し、「要綱に従い算定しているが、経営改善普及事業費から三重県の補助金を差し引いた額の2分の1と、経営改善普及事業費以外の商工振興のための一般事業費の3分の1である」との答弁。「商店街空き店舗等出店促進補助事業が大幅に減額されている理由は」との質疑に対し、「この事業では賃借料の補助のみで、改装費の補助は行わないとしたことにより減額となったが、予算を組み替え、商店街が実施する改装を含めた空き店舗対策事業である既存の商店街活性化総合事業費補助金を見直し、引き続き空き店舗の支援を続けていく」との答弁。 「豪商のまち店舗改装支援事業は、改装の対象を外装だけでなく内装まで広げたとのことだが、対象区域も広げるのか」との質疑に対し、「松阪市全域に広げた」との答弁。「対象が市内全域となれば申請が増加し、予算不足が懸念されるがどのように対応するのか」との質疑に対し、「今回の改正による申請の増加は想定しており、補助金額の上限を前年の100万円から20万円に下げ、件数をふやして予算計上しているが、補正については申請状況を見ながら検討していきたい」との答弁。 「産業支援センター運営事業で、支援の対象となる職種は」との質疑に対し、「小規模、中小企業の事業者や農林水産関係など、市内の事業所を対象としている」との答弁。「カリヨンに整備する産業振興センターの別館は、どのようにしていくのか」との質疑に対し、「1階の空きスペースを、産業振興センターの別館施設として管理運営するための内装及び電気機械設備の改修を行う。また、2部屋に分けて使用できるよう可動式の間仕切りも設置する」との答弁。「別館の貸館業務はどのように管理するのか」との質疑に対し、「手続などは本館で行うが、鍵の管理や駐車場は、第三セクターの松阪まちづくり公社と連携し、御協力いただくことを考えており、人員を配置することは考えていない」との答弁。 「インバウンドプロモーション事業での今後の目標は」との質疑に対し、「10年後20%増を目標としている。特にサミット開催以降の6月から1月までで、前年比10%増加していることもあり、外国人観光客もふえるよう取り組んでいきたい」との答弁。「受け入れ環境向上業務委託はどのようなことを行うのか」との質疑に対し、「外国からの観光客を迎えるに当たり、店舗のメニューへのアドバイスや、現地を見て改善点の指摘などを、専門的な知識のある民間の事業者に委託していきたいと考えている」との答弁。「観光交流拠点施設等整備事業のコンセプトは」との質疑に対し、「点在する歴史文化施設や、ポケットパークなどのまちなか施設とも連動し、周遊性を高めるように整備していきたい」との答弁。「ポケットパークには何も展示物がないので、松阪の歴史を紹介するなどの工夫をしてほしい」との意見。 「公共交通の空白地帯をなくす考えはあるのか」との質疑に対し、「地域と行政が一体となって公共交通について考え、できる限り空白地帯をなくすように進めていきたい」との答弁。「鈴の音バスの路線は見直すのか。また、今後の方向性は」との質疑に対し、「行政内部だけでなく、公共交通協議会作業部会や地域の意見も加味しながら、鈴の音バスも含めた市内のコミュニティバス全体の見直しを行い、利便性がよく、さらに使いやすい公共交通にしていきたい」との答弁。 「海上アクセス旅客ターミナル解体事業費が計上されているが、解体せず他の用途に使用できる見通しはないのか」との質疑に対し、「ターミナルは特殊物資港区という区域に位置し、物流港に当たる。物販や飲食提供の場にすることは認められておらず、転用は限定されたものになるため、いろいろ検討はしているが、現段階では決まっていない」との答弁。「解体となった場合の工事期間はどれくらいかかるのか」との質疑に対し、「業者の決定から工事完了まで、約5カ月間と見込んでいる」との答弁。 「ふるさと納税への返礼品の割合は。また、自治体間で加熱しているこの制度への今後の市としての対応は」との質疑に対し、「返礼品は3割程度を基本としているが、浜田市とのコラボレーションやサミットの特別企画では、PRも含めて5割程度と考えている。ふるさと納税は寄附行為であるが、地域経済の活性化や特産品のPRにもつながるので、良識をもって対応する旨の総務省からの指示を踏まえながら今後対処していきたい」との答弁。 「企業誘致促進事業で、市として誘致できる土地はまだあるのか。また、今後の方向性は」との質疑に対し、「公的な工業団地はなく、民間開発の工業団地を対象として、所有する不動産会社等と連携を図り誘致交渉支援を行っているが、今後、工業団地適地候補地の選定や開発規模、手法などについて検討していくため、調査を実施し判断していきたいと考えている」との答弁。「新規で中小企業を支援する3事業が計上されているが、対象が1社である理由は」との質疑に対し、「中小企業伴走型支援事業と事業補助金はセットで考えており、補助金を交付する市内企業1社に対して、伴走型支援として専門業者が支援していく。また、公開審査で1社を選定することにより、自社の事業計画に対する誇りや、選外の企業の再チャレンジへの動機づけなどで、事業効果そのものが高まるのではないかと考えている」との答弁。「中小企業への支援事業で、公開審査によって選定された1社を支援していくとのことだが、市内にはさまざまな業種の中小企業があり、市全体としての公平性は保たれるのか」との質疑に対し、「まずは1社を重点的にしっかりと伴走支援することで成果を出し、成功モデルをつくっていく。また、その1社が起爆剤となり、関係企業との取引が活発化することにより、地域経済への波及効果も小さくはないと考えている」との答弁。「長いスパンで考えたとき、市としてどのように全体を底上げしていくのか。1年だけで結果が出るのか」との質疑に対し、「開発の初期段階からだと時間がかかるが、今回はある一定の試作品がある前提で考えており、年度内に終わる事業計画のもと、その製品のブラッシュアップから販路拡大までの支援を一通り行いたいと考えている」との答弁。 「商工政策の上で、文化をどのように組み込んでいくのか」との質疑に対し、「実務面で、文化や観光が有機的に連携すべきという考えから、横断的な取り組みも行ってきた。松阪市にたくさんある文化財を有効的に活用し、他市の取り組みも研究しながら今後ブラッシュアップしていきたい」との答弁。「無形民俗文化財保存活用補助金の上限は、団体の規模に関係なく一律なのか」との質疑に対し、「この補助金は無形民俗文化財を適切に保存し、後世に伝えていくことを目的に申請の中身を十分精査し、補助額の上限内で交付しており、団体の規模に関係なく適切な支援となるよう心がけている」との答弁。 「松浦武四郎誕生地保存整備活用事業費は高額であるように思うが、どのような整備なのか」との質疑に対し、「母屋、離れともに傷みが激しく、ほぼ解体に近い工事となる。また、史跡保存の観点にのっとり、新築と異なり、価値を損なわない工事が必要なことから高額になっている」との答弁がありました。 教育費に関しまして、「中学校教室環境対策事業で行う西中学校への断熱塗料や遮熱フィルムの施行結果はいつごろ出るのか。また、今後のエアコン導入にどのように反映されていくのか」との質疑に対し、「5月末までに工事を終え、6月から9月まで温度測定を行い、その結果を新たに立ち上げる検討委員会に報告し、エアコン整備等の検討をしていく」との答弁。「9月までの測定結果を待ってからの協議で、平成30年度の予算に反映できるのか」との質疑に対し、「検討委員会は4月に立ち上げ、7月ごろにある程度のデータをまとめて報告し、中間状況でも検討を始める予定である。その後、9月ごろに検討委員会からの中間報告を想定しており、ある程度の方向づけができるのではないかと考えている」との答弁。「市内の各学校からの施設整備の要望は、どのように予算に反映されているのか」との質疑に対し、「10月から11月にかけて各学校からの聞き取りを行っており、限られた予算の中ではあるが、緊急性を加味しバランスをとりながら計画を立てている」との答弁。 「幼稚園非常勤職員の賃金体系に、年数と職責に応じて賃金の加算が行われるとのことだが、格差をつける理由は」との質疑に対し、「非常勤職員は応募者が少なく、離職も多いことから、職員の確保が難しくなっており、施策の一つとして見直しを行うもので、長く勤めていただき、質の高い保育を提供していきたいと考えている」との答弁。 「松阪公民館がマームへ移転することとなった経緯は」との質疑に対し、「福祉会館とともに、公共施設マネジメントの観点から民間施設も含めて移転を協議していたが、講座を実施できるスペースや駐車場不足の課題を解決できることなどから、松阪公民館がマームへ移転するという結論に至った」との答弁。「松阪公民館の移転について、利用者から新聞で知ったとの意見が多々あるが、改めて説明会を開催する予定はないのか」との質疑に対し、「昨年12月5日に、94団体のうち73団体の代表者の参加を得て説明会を実施し、残りの21団体には個別に順次説明を行っている。」との答弁。「代表者に説明するだけでなく、全ての利用者にアンケートを配布するなどの方法はとれなかったのか」との質疑に対し、「全ての利用者に情報が行き渡るよう、もっと丁寧な説明を行い、周知について考慮するべきであったと思っている。その後は機会を捉えて、直接利用者に対して意見等の聞き取りを行っている」との答弁。 「マームの営業時間は午前9時から午後9時までだが、公民館もそれに合わせるのか」との質疑に対し、「マームの営業時間に合わせることが入店の基本要件であるので、そこに合わせることになる」との答弁。「松阪駅発のバスがあるので、それを利用するよう説明があったが、始発便でもマーム到着が9時53分で、9時の開始には間に合わない。また、最終便も夜間の講座には全く使えないが、どのように考えているのか」との質疑に対し、「市内公共交通ネットワーク全体を再検討する中でニーズ調査も行い、運行ダイヤや路線の変更など検討していきたい」との答弁。「マームは近鉄松ヶ崎駅から約650メールの距離で、徒歩5分から10分と説明しているが、高齢者がその時間で歩いて行けるのか」との質疑に対し、「職員が実際に歩いて10分程度であったが、天候や道路事情なども考慮し、今後は10分から20分程度と説明していきたい」との答弁。 「先日の代表質問で、移転のメリットとして、若い世代を初め、新しい利用者が見込めるとの答弁があったが、現在公民館を利用されている高齢者を切り捨てるように聞こえる。若い世代に期待するという感覚は少し違うと思うが、どのくらいの需要を見込んでいるのか」との質疑に対し、「数字の把握には至っていないが、今まで駐車場不足や道の狭さを理由に利用していなかった方にも、広い駐車場があれば新たに利用者となっていただけるのではないかと考えている」との答弁。「高齢者からは、学習意欲を削がれたとか、生きがいを奪われたとの意見も聞く。交通手段が非常に問題であるが、通いたくても通えない方への手だては考えているのか」との質疑に対し、「周辺の地区公民館などで、類似の講座があれば加入できるよう紹介させていただく。また、松阪公民館は地区公民館とは異なり、全市を対象とした事業を展開しており、駐車場不足を抱えていることは大きな問題であるので、早期に解消し、今までと違う年齢層の方にも利用していただきたい」との答弁。 「今までの利用者の生きがいを失わせるようなことでよいのか。市長の言う「誰のため何のため」の観点からも、市民の価値観を大切に考えるべきではないのか」との質疑に対し、「中央公民館の機能を持った松阪公民館は、人材育成も大きな目的となっている。ここで学んだことを地域に持ち帰り、広げていただくことが中央公民館としてのあり方であると考えている」との答弁。「第一小学校を、夜間や休日だけでも公民館活動に利用することができれば、少しは助けになると思うので考えてほしい」との意見。 「ギターや太鼓など、音の出るサークルが幾つかあるが、防音対策はとれるのか」との質疑に対し、「2階の増築部分への移転となり、1階の第三銀行と郵便局には接触しておらず、3階部分もゲームセンターであるため、問題ないと考えている」との答弁。「契約年数はどれくらいか」との質疑に対し、「マームの契約年数上限に合わせて6年を考えている」との答弁。「移転後、各講座などの受け入れ態勢は整うのか」との質疑に対し、「現在の松阪公民館の講座室より広いスペースで、講座室と倉庫など20室程度の整備を予定しており、サークル活動や自主事業にも十分対応できるものと考えている」との答弁。「官民が連携する仕組みは推奨していくべきであり何ら問題はない。しかし、ここまでのプロセスや、利用者に対する説明責任がきちんと果たされていないことが大きな問題である。公共施設マネジメントの観点による協議等に基づいて決めた方向性であるならば、移転候補地案の段階で理解を求めるべきであったと思う。今後、利用者の意見をしっかり聞いて環境整備に反映させ、最大限の努力をしてほしい」との意見。 「松阪図書館改修工事期間中、現在行っている絵本の読み聞かせなどのサービスはどうなるのか」との質疑に対し、「周辺の公民館なども、日々たくさんの方に利用していただいており、場所の確保が困難なため、定期的な開催は難しいが、不定期であっても何とか実施できるよう検討していきたい」との答弁。 「学校読書室等支援事業が大幅な減額となっているが、司書の配置に影響はないのか」との質疑に対し、「平成29年度は交付金がないため減額となっているが、図書活動を大きく低下させることのないように、司書の配置を行っていきたい」との答弁。「子どもへの投資は未来への投資だと思う。子育て一番宣言をしていることもあるので、しっかり取り組んでほしい」との意見。 「北部学校給食センターの整備と運営に係る今後の経費とスケジュールは」との質疑に対し、「平成29年度は、実施設計の前払い金として1151万1000円、30年度は実施設計の残額と本体工事の前払い金などで6億7657万7000円、31年度からは維持管理、運営が始まり、維持管理に1956万2000円と運営に1億3425万6000円、施設整備の残金が12億2860万8000円で、合計13億8242万6000円。32年度から45年度までは毎年、維持管理に2934万4000円と運営に1億9497万3000円で、合計2億2431万7000円。最終46年度は維持管理に978万1000円と運営に6499万1000円で、合計7477万2000円となり、平成46年度までの総額は52億8572万4000円となる。今後のスケジュールは、4月に公告を行い、7月に提案を締め切り、8月と9月で審査し、10月に第1候補を決定した上で、11月議会に契約の議案提案を行いたいと考えている」との答弁があり、採決の結果、挙手全員、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第2号平成29年度松阪市競輪事業特別会計予算についてでありますが、「地方公共団体金融機構納付金がゼロとなっている理由は」との質疑に対し、「平成26年度は約2億円の収益があったので、27年度に約1073万円を納付したが、28年度の執行額は発生しない見込みであることから、29年度も当初予算には計上していない」との答弁があり、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号平成29年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第14号松阪市リバーサイド茶倉事業基金条例の廃止についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号松阪市飯南希望の森づくり事業実施条例等の廃止についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第32号財産の無償譲渡についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、文教経済委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の報告を終わります。     〔22番 今井一久君降壇〕 ○議長(西村友志君) 暫時休憩いたします。午前11時15分、本会議を再開いたします。                         午前11時5分休憩                         午前11時15分開議 ○議長(西村友志君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 次に、建設水道委員長 中村良子議員。     〔11番 中村良子君登壇〕 ◆11番(中村良子君) 建設水道委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 まず、議案第1号平成29年度松阪市一般会計予算のうち歳入、歳出第4款衛生費第1項保健衛生費第12目水道費、同第8款土木費、同第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費、地方債についてでありますが、「道路維持修繕事業費が昨年度より約2700万円増額となった理由は。また、平成28年度の要望件数と実施率は。29年度はどの程度の修繕を見込んでいるのか」との質疑に対し、「28年度には、道路補修用資材費として別事業名で計上していた予算を、総点検見直しの中で事業を統合させたことによるものである。また、29年2月10日現在における28年度の交通安全施設、道路維持修繕、河川維持修繕を含めた維持監理課への要望数は675件で427件処理しており、実施率は約63%である。29年度は500件の道路修繕を見込んでいる」との答弁。「穴ぼこ等に対しての応急的、簡易的な補修は、長持ちしないといった地元の声をよく聞くが、抜本的な修繕をどのように取り組むのか」との質疑に対し、「平成26年度に行った路面性状調査の結果を踏まえて、現場の状況を見ながら、29年度も計画的に取り組み、伊勢寺小野上野線、曲西沖牛草線等を施工する」との答弁。「道路維持修繕事業の特に道路パトロールについて、道路瑕疵にかかわる事件が多い中で、このたびの機構改革で各振興局から建設担当がなくなり北部・西部建設保全事務所という形になるが、うまく機能していけるのか」との質疑に対し、「維持修繕の予算は、各振興局別に平成28年度とほぼ同額割り当てる。嬉野と三雲のエリアを北部の、飯南と飯高のエリアを西部の、それぞれの建設保全事務所で管理する体制となるが、その管轄内で行っていけるよう十分に協議をして、瑕疵等の対策を図っていきたい」との答弁。「市道全延長を常時把握するのは厳しいので、今回、私どもが相模原市の視察調査で学んできた道路通報アプリの導入も一度検討してほしい」との意見。 「新規の急傾斜地崩落対策事業費と県施行急傾斜地崩落対策事業負担金の兼ね合いは」との質疑に対し、「急傾斜地崩落対策事業は、土地所有者が崩落防止に努めることが原則である。しかしながら、個人の山林であったりすると事業費が膨大で対策が困難であることから、県が国の社会資本整備総合交付金を受け施行し、市や受益者が負担金を出している。飯高町森の森家野地区、飯南町粥見の畑井地区においては個人の山林と山林の間に、補助対象外となる部分つまり市が所有する山林があり、その部分だけ構造物ができないとそこから崩落する危険が出てくるので、県事業の進捗に合わせて、県に事業を委託する形で事業を行う部分を新規事業とした」との答弁。「総合雨水対策10か年戦略事業のすみ分けは。下水道が受け持つ事業費はどこで予算化されているのか」との質疑に対し、「平成28年に発足した三重県と松阪市で構成する松阪地区浸水対策検討会において、おおむね10年間で床上浸水被害をゼロにすることを目途に三渡川、百々川、名古須川、愛宕川の4河川の調査、解析業務を進めているところである。三渡川と百々川は、現在、三重県が河川を改修していることから県の河川課が、名古須川と愛宕川は、公共下水道の事業認可区域ということもあり松阪市の下水道建設課が担当となる。下水道での予算は公共下水道事業会計の資本的支出第1款資本的支出第1項建設改良費第1目管渠布設費委託料の中に含まれている」との答弁。「総合雨水対策10か年戦略事業の提案理由に、近年頻発する1時間50ミリ以上の局所的な豪雨に対応するとあるが、50ミリ規模の豪雨設定でいいのか」との質疑に対し、「50ミリ対策だけでなく、公共下水道の雨水計画や過去の降雨量の実績からシミュレーションした雨を降らし、検討していく」との答弁。「総合雨水対策10か年戦略事業の平成29年度の工事内訳は」との質疑に対し、「工事請負費1700万円は、新松ヶ島排水路と垣鼻排水路の水路幅を拡幅する工事で、新松ヶ島は延長80メートルを1200万円で、垣鼻は延長30メートルを500万円で施工する」との答弁。「雨水流出解析業務とは、どういうものか」との質疑に対し、「頻繁に浸水被害が起きている区域において、その原因が宅地化によるものか、排水路の位置や形状によるものか、森林や農地の保水力の低下によるものか等、その区域ごとの特性を調査、検証し、河川を改修するといった抜本的な対策を講じる以外に、雨水が円滑に放流できる手段を解析し、工法や対策を見出すものである」との答弁。「総合雨水対策10か年戦略事業内容に、波瑠排水路、下滝野排水路とあるが、これらは4河川のどの流域となるのか」との質疑に対し、「総合雨水対策10か年戦略事業は、10年間で床上浸水をなくすため即効性を重点化した事業である。波瑠排水路、下滝野排水路は櫛田川流域とはなるが、この数年間に何度も浸水している区域なので、この事業で原因とメカニズムの解明を行い、実際の工事においては、従来からある浸水対策事業で行う」との答弁。「総合雨水対策10か年戦略事業の内容説明に「床上浸水被害の軽減を図る」とか「床上浸水区域ゼロを目標」とあり、重きが異なるように感じるが、どう受けとめたらよいのか」との質疑に対し、「床上浸水を10年間でなくしていくということは間違いない。それに向かって進めていく」との答弁。「10年間で床上浸水をなくすという決意があるなら、10年間の具体的な年次計画を示してほしい」との意見。 「都市計画マスタープラン策定事業に関して、平成20年に作成されたプランをどう見直していくのか。また、「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画との関連性はどうか」との質疑に対し、「1市4町の合併に伴い広域となった拡大型の都市づくりからコンパクトな都市づくりへの転換を含め見直し、都市計画区域内の市街地においてのまちづくりの方針を定めていく。また、中心市街地土地利用計画での公共施設の配置の方向性を、立地適正化計画へ反映させ進めていく」との答弁。「立地適正化計画は、「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画作成事業費では行わず、全て都市計画マスタープラン策定事業費で行うものなのか」との質疑に対し、「都市計画マスタープランを見直し、その都市計画マスタープランの高度化版を立地適正化計画と位置づけている。立地適正化計画は現在の市街化区域の中に都市機能誘導区域、居住誘導区域の設定を検討し、策定する作業となる。この作業を行うに当たり「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画での施設配置計画が大きな資料になると考えている」との答弁。「竹上市長が、「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画を始めるに当たっては、たくさんのいろいろな計画があってわかりづらいから、一つにまとめて策定していこうというのが原点であったはずなのに、今回の事業区分けも、どう違うのか混乱する」との意見。 「立地適正化計画の中には、中心市街地だけでなく、飛び地の市街化区域も踏まえて検討されるのか。また、市街化区域の線引きも考えられるのか」との質疑に対し、「基本的に市街化区域なので、飛び地も含め検討していく。線引きについては、今のところは予定していない」との答弁。「中心市街地整備事業費において、平成26年に作成した「“豪商のまち松阪”活き生きプラン」をどう評価し見直し、29年度からの新たなプランに展開していくのか」との質疑に対し、「現在、松阪活き生きプラン推進委員会の委員と4年間のまとめと今後の進め方について協議しているところである」との答弁。「「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画作成事業費は、債務負担行為300万円が設定されていた予算と理解するが、平成28年度の進捗状況をどう捉え計上したのか」との質疑に対し、「28年度当初契約の事業内容で進捗しているので、29年度に行う土地利用計画の報告書のまとめ、委員会の開催等に係る経費を計上した」との答弁。「総合運動公園建設事業の平成29年度の具体的な工事と全体からの進捗率は」との質疑に対し、「28年度の繰り越しでスケートパークの設計業務を完了させ、工事に着手し30年度末完成を目途に整備するとともに、28年度から引き続いて展望広場の整備を進める。そして、土地開発公社から3万2480平米、2億2500万円の土地を買い戻す。これを終えると整備の進捗率は約83%、買い戻しは約95%となる。また、現在、事業認可の変更を手続中で、変更後は、これまでの事業認可が5年間延伸され、33年度完成を目指す」との答弁。「建築確認電子台帳整備事業の詳細は」との質疑に対し、「紙ベースである昭和33年以降の建築確認台帳約7万5000件と昭和45年以降の建築計画概要書約9万5000件のデータを入力し、これらの位置特定や個々の建築物の情報を素早く抽出できるようなシステムを構築するものである。なお財源は、国の社会資本整備総合交付金を100%充てる」との答弁。「建築確認電子台帳は資産税課等の関連部署と共有できるシステムなのか」との質疑に対し、「情報公開の観点から、公開できない個人情報も多く含んでいるため、関連部署との共有は難しいと思われる」との答弁。 続いて討論に入り、「平成28年度の当初予算においても「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画作成事業費を皆減させる修正案を提出した。そのときと同じ理由で「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画作成事業費を含んでいる平成29年度一般会計当初予算には反対する」との発言があり、採決の結果、挙手多数、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号平成29年度松阪市簡易水道事業特別会計予算についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第9号平成29年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号平成29年度松阪市水道事業会計予算についてでありますが、「給水戸数、給水量を平成28年度と比較するとどうか」との質疑に対し、「29年度から統合する飯高分を除いて考えた場合、給水戸数は340戸の増、給水量は6万2000立米の減となる」との答弁。「本会議で、三重県企業庁が水道事業会計から40億円を一般会計へ貸し付けたことが話題となったが、松阪市は内部留保資金に対してどういった考え方を持っているか」との質疑に対し、「一般的に内部留保資金は、年間給水収益と同額程度あるとよいとされている。平成28年度末の内部留保資金は約19億円の見込みで、給水収益は約35億円なので、決して大きな内部留保資金ではないが、これから本格化していく老朽管更新事業に一定額は充てていきたいと考えている」との答弁。「老朽管の布設がえの進捗状況は」との質疑に対し、「松阪市では水道管の耐用年数を60年としている。60年たっているものはほとんどないが40数年たっている管は多く、1年での管路更新率が0.8%から1%ぐらいであるため、今後はもっとペースを上げていく必要がある」との答弁。「資本的支出の建設改良費が減額となった理由は」との質疑に対し、「平成19年度から取り組んできた浄水場や配水池の耐震化業務が28年度で完了するためである」との答弁があり、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号平成29年度松阪市公共下水道事業会計予算についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第23号松阪市手数料条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第29号市道路線の認定についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号市道路線の廃止についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第31号市道路線の変更についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、建設水道委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の報告を終わります。     〔11番 中村良子君降壇〕 ○議長(西村友志君) 次に、総務企画委員長 松田俊助議員。     〔20番 松田俊助君登壇〕 ◆20番(松田俊助君) 総務企画委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 初めに、議案第1号平成29年度松阪市一般会計予算のうち歳入と歳出第1款議会費、同第2款総務費のうち、第1項総務管理費第14目交通安全対策費から第18目諸費、第3項戸籍住民基本台帳費を除く総務費、同第9款消防費、同第12款公債費、同第13款予備費、債務負担行為、地方債、一時借入金、歳出予算の流用についてでありますが、歳入に関しまして、「収支均衡のとれた財政運営における市債残高に関して、市債54億4490万円に対し、公債費が43億2047万円と、約11億2000万円上回っているが、市長の言う、決算ベースでその均衡は図ると言うが、どのような方針なのか」との質疑に対し、「図書館施設整備事業などの投資的事業の清算による建設債の減額や、臨時財政対策債の発行を抑えるなどして、決算ベースで均衡を図る」との答弁。「公共施設マネジメント基金は、海上アクセス旅客ターミナル解体事業費に約1億950万円充当することになっているが、本来、公共施設マネジメントの推進に伴う公共施設等の集約化・複合化事業、転用事業及び除却事業に必要な経費の財源に充てることを目的に設置されたものであり、また、施設白書や施設等総合管理計画にも上がっていないこの事業に充当できるのか」との質疑に対し、「公共施設マネジメントは、施設の総量縮減と各施設の建設当時から現在に至るまでの必要性、社会的背景、役割などを総合的に勘案しマネジメントするもので、旅客ターミナルは一定の役割を終えたとし、基金条例にある除却事業として、同事業に充当する」との答弁。「今後もこのような突発的な事案に対しても、同基金を充当していくことがあり得るのか」との質疑に対し、「あり得る」との答弁。 「固定資産税及び都市計画税の収納率がともに97.1%であるが、その根拠は」との質疑に対し、「前年実績に基づくものである」との答弁。「固定資産税の収納率は、100%にはならないのか」との質疑に対し、「高額のため分割納付している場合や、会社倒産による回収不可能などにより100%にならない」との答弁。「税の公平性の観点から、100%となるよう努力していただきたい」との意見。 「軽自動車税について、車検があるにもかかわらず、なぜ、収納率は低いのか」との質疑に対し、「初年度登録での未納や廃車手続をせず放置されること。また、昨年度から13年が経過した車には重課税が課せられたことも低下につながっていると考える」との答弁。「車検がある限り、ある程度収納できると思うので、そのあたりの施策を考えていただきたい」との意見。 「嬉野管内にある自衛隊の射撃場における、国有資産等所在市町村交付金30万円の積算根拠は」との質疑に対し、「総額の70%が交付対象資産の価格、30%が対象資産の用途や交付対象団体の財政状況に応じたものとなっている」との答弁。「久居駐屯地や明野駐屯地など、近隣の市町の動向も調査し、金額等の妥当性も検証していただきたい」との意見。 次に、歳出等に関しまして、「会議録作成事業費について、速記士廃止の背景と会議録作成への影響は」との質疑に対し、「行政事業の総点検における経費節減の観点から、速記士を廃止すもので、近年の議会運営や本会議場における録音システム、委員会での速記士なしでの会議録作成等勘案する中で、速記士を廃止しても会議録作成に特段の支障は出ないと判断した」との答弁。「若者チャレンジ松阪創造事業について、どのような内容で実施していくのか」との質疑に対し、「本事業は、市内在住の16から39歳の男女に呼びかけ、30人程度の参加を予定している。例えば、子育てや産業振興というテーマで、平成29年度は4回のワークショップを開催する予定である」との答弁。「ワークショップで出たよいアイデアは、具体的な事業へ結びつけていく考えはあるのか」との質疑に対し、「よいものがあれば、事業化につなげていきたい」との答弁。「移住促進事業について、全国に松阪市の魅力をアピールして、積極的に移住者を呼び込もうということであるが、具体的な内容は」との質疑に対し、「移住促進係を配置し、総合相談窓口を設置、移住に関するホームページやフェイスブックなどを活用した情報発信、都市部で開催される全国的な移住相談会に出展、空き家バンクの拡充などの、移住者受け入れ環境整備などを実施する」との答弁。「本事業をアピールしていくに当たって、田舎暮らしとは、松阪市全体の振興なのか、中山間地域の振興なのか」との質疑に対し、「人口減少が著しい松阪市において、市内主要金融機関との移住促進に関する包括協定による、県外から転入され新築される場合の優遇金利措置などは、市域全体の移住の促進であり、中山間地域の活性化という視点では、空き家バンクに対する補助などがある。このように二面制を持った移住促進に努めていきたい」との答弁。「そのあたりを明確にした事業展開を期待する」との意見。 「地域づくり支援事業補助金を精査し、新たに地域活性化事業と中山間地域活性化事業補助金を設置したということであるが、どのように整理したのか」との質疑に対し、「3年かけて精査した結果、主に、旧町から続く各振興局管内全域を対象とした事業は、新たに地域活性化事業として、嬉野・飯南・飯高管内の中山間地域を対象に、旧町から続く事業は、新たに中山間地域活性化事業補助金として設立した。なお、地域活性化事業において、飯高管内は全域を対象とした事業がないことから、事業の趣旨にのっとり、新たに香肌峡ふれあいフェスティバルを立ち上げる」との答弁。「住民協議会について、昨年9月と11月に住民協議会、自治会連合会、公民館の各代表と意見交換会を行った中で、どのような意見があったのか」との質疑に対し、「昨年2月定例会での住民協議会条例制定に伴う、議会からの、住民協議会に関する課題を早期に各住民協議会や自治会連合会等から意見等を聴取し、課題解決に向けて取り組むことを強く求める付帯決議を重く受け止め、昨年の6月と7月に、職員が43住民協議会から意見聴取を行った。自治会長が住民協議会の役員となりその負担が大きい、自治会長の任期が1年、2年のところもあり組織強化が図りにくい、住民協議会の活動が地域に浸透していかないなどの意見を、9月、11月の各団体の代表との意見交換会で共有し、今後の進め方について調整を行った中では、行政が方向性を決めてほしいとの意見が多く、たたき台を示す中で調整を図っていく」との答弁。「そのたたき台を提示する関係団体との話し合いは、いつ行われるのか」との質疑に対し、「29年度のできる限り早い時期に実施し、同年度中に、住民協議会の一定の方向性を打ち出していきたい」との答弁。「スピード感を持って課題解決に向けて努力していただきたい」との意見。 「職員研修について、行財政改革推進方針の人材育成では、研修効果の測定結果により、研修内容を改善していくとあるが、内部講師だけで効果が図れるのか」との質疑に対し、「研修後の職員アンケートの測定結果により、研修内容を見直していく中で、必要に応じて、内部講師だけでなく、外部講師も考えていきたい」との答弁。「職員採用試験について、行財政改革推進方針に基づき、選抜方法について見直しを図るということであるが、具体的には」との質疑に対し、「面接において外部面接官を取り入れるなどし、人物を重視していく」との答弁。「マイナンバー制度の子育てワンストップサービス導入に係る経費であるが、国の制度であるにもかかわらず財源は一般財源なのか」との質疑に対し、「内容は、サービス導入のための改修経費、並びに中間サーバーの利用負担金等であるが、平成29年度と30年度の2カ年を対象年度として、総事業費の2分の1が特別交付税で手当てされる」との答弁。「三重県下の各市町でも同様のシステムを導入していくのか」との質疑に対し、国からの通知にのっとり、全国の市町村で対応していくことになる」との答弁。「空き家対策について、平成27年に空家等対策の推進に関する特別措置法が施行され、松阪市としても、同法に基づいた空き家等対策計画や行動指針などを策定していくのか」との質疑に対し、「空き家対策については、防災、衛生、景観等の多岐にわたる課題に横断的に応える必要があるため、庁内で横断的なプロジェクトチームを立ち上げ、空き家等の利活用や空き家等の所有者に対して適切な管理を促し、特定空家に至らぬような仕組みを慎重に議論しながら、市の方向性を定めていきたい」との答弁。「耐震シェルター設置補助金1件40万円の5件200万円を計上している根拠は」との質疑に対し、「今年度、熊本地震の影響から5件の実績があり、それに基づいたものである」との答弁。「5年前に開講した社会福祉協議会での災害ボランティアサポーター養成講座は、当初、危機管理室の予算計上であったが、現在は福祉ささえあい課になっているが、どのような位置づけになるのか」との質疑に対し、「予算上は、この養成講座に限らず、さまざまなボランティア事業を対象に一括して社会福祉協議会に補助金として支出している。防災対策事業上、養成講座の意義は大きく、社会福祉協議会との連携は非常に重要であることから、今後もより一層、綿密に連携をとっていきたい」との答弁。「災害用備蓄管理事業費が前年度に比べて約1100万円減っているが要因は」との質疑に対し、「下水道直結式トイレの購入費用について、前年までは計上していたが、国の補助がある下水道部局に移管したことが大きな要因である」との答弁。「備蓄品の配分と周知はどのようにしているのか」との質疑に対し、「備蓄品は配備計画に基づき、主に拠点避難所である小中学校に職員が年2回出向き管理している。配備状況は地域防災計画に掲載するとともに、地域の防災訓練等で周知している」との答弁。「備蓄品の配備には、備蓄品目録もあわせてお願いする」との意見。 「高齢者世帯家具等転倒防止支援事業における無料の範囲は」との質疑に対し、「65歳以上の高齢者のみの世帯であるなど、一定の要件はあるものの、電化製品を除く家具の金具3点までと、その取りつけについて無料である」との答弁。「消防小型動力ポンプ付積載車購入について、買いかえの基準は」との質疑に対し、「年次計画に基づき、おおむね20年から25年経過を目安に、車両の劣化等総合的に判断して買いかえる」との答弁がありました。 続いて討論に入り、委員より「予算にはマイナンバー制度に関する予算が含まれていることから、本案には反対である」との発言があり、採決の結果、挙手多数、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第16号松阪市行政組織条例の一部改正等に伴う関係条例の整理についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第17号松阪市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第18号松阪市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第19号松阪市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第20号松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでありますが、「子ども発達総合支援センター経営評価委員会委員7人の人選は」との質疑に対し、「委員には、学識経験者、通所している子どもの保護者、障害者団体の役員、民生委員・児童委員、地元住民、行政関係者を想定している」との答弁があり、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第21号松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号松阪市税条例等の一部改正についてでありますが、「法人税割の税率を100分の9.7から6.0に引き下げると、どれくらいの減収になるのか」との質疑に対し、「過去の同等の引き下げから勘案して、3億円程度の減収になると見込まれる」との答弁がありました。 続いて討論に入り、委員より「本案は、消費税10%引き上げを前提にした改正案であることから、本案には反対である」との発言があり、採決の結果、挙手多数、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第33号専決処分の承認について(松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部を改正する条例)についてでありますが、「市長、副市長の減給により、ハラスメントに対する覚悟の大きさがうかがえるが、ハラスメントにはどのように取り組んでいくのか」との質疑に対し、「ハラスメント防止に関するガイドラインを策定し、取り組んでいるにもかかわらず、今回のような事案が発生し、責任を感じているところであるが、ハラスメントの当事者だけでなく、周りの職員もより意識し、働きやすい職場環境づくりをしていかなければならないと考える」との答弁があり、採決の結果、挙手全員、承認すべきものと決定いたしました。 以上、総務企画委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の報告を終わります。     〔20番 松田俊助君降壇〕 ○議長(西村友志君) 以上で委員長報告を終わります。 次に、議案第1号平成29年度松阪市一般会計予算に対しまして、海住恒幸外2人の議員からお手元に配付いたしましたとおり、修正の動議が提出されております。この際、提出者の説明を求めます。18番 海住恒幸議員。     〔18番 海住恒幸君登壇〕 ◆18番(海住恒幸君) ただいま議長より御紹介がありました議案第1号平成29年度松阪市一般会計予算に対する修正案を提出者である海住恒幸、深田龍、西口真理の3人を代表して提案理由を説明申し上げます。 修正の内容は、予算書90ページ、91ページをごらんください。歳出は、福祉会館費の中から新福祉会館施設整備費1987万2000円を全額削除いたします。 続いて、186、187ページをごらんください。公民館費の公民館施設整備事業費7928万4000円の中から、松阪公民館をショッピングセンターマームに移転させるための経費として計上されている5310万4000円を減額し、2618万円にしようとするものです。 以上、削除・削減を合わせた額は7297万6000円となることに伴い、一般会計の予算総額は635億7324万4000円に減じるものです。 これに伴った歳入の調整も行っておりますが、説明は省略させていただきます。 今回、市長より提出された福祉会館の現松阪公民館への移転と、それに伴う松阪公民館のマームへの移転に伴う予算は、そのもととなる「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画が素案という段階であるにもかかわらず、移転はもう決まったとして市民への説明を省いて予算化されたものです。驚くべきことに、執行部側は、2月10日の議員への予算説明会において、現福祉会館は老朽化の上、耐震未施工やエレベーターの停止などの理由により、公共施設マネジメントの観点から見直しを行った結果、福祉会館が現松阪公民館へ機能移転することが決まりましたと説明しました。福祉会館が現松阪公民館へ機能移転することが決まりましたと言いますが、市民への説明不足どころか、議会もそんなことが決まったとは聞いておりません。驚き以外の何物でもない、そのような説明でありました。一体いつ、どこで、誰が決めたというのでしょうか。これは正式の議会前の非公式な説明だったわけです。担当者が口を滑らせたという可能性もあるかもしれませんが、しかし、平成29年度当初予算政策・事業等説明資料の13ページを見ていただきますと、やはりそこにも現松阪公民館への機能移転が決まりと書いてあります。福祉会館が松阪公民館に移転することが決まっているということは、松阪公民館をところてん式にどこか別のところへ移転せざるを得ないということになるわけで、そのための予算も29年度の当初より上がっているところです。これらの予算のもととなる「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画は、昨年12月22日に公表された素案であって、1月5日から28日までのパブリックコメント、ようやく2月18日に全体説明会を終えたばかりです。住民的には、今まさに疑問点を出し合い、内容を詳細に検討しつつ、市側と突っ込んだ協議をしようと申し出ている段階ではないでしょうか。 執行部は、松阪公民館の移転先としているマームとの折衝を昨年5月には始め、7月、10月に内部協議を重ね、福祉会館、松阪公民館の2施設の移転を内部では決め、12月22日に公表したばかりです。その時間軸に対して、松阪公民館は昭和52年(1977年)には現在地に新設され、40年間も地域に根差している施設であります。そういった施設の移転についての決定に至るまでの検討を非公開とし、移転案を示したかと思うと、もう決まったということですから、わずか一、二カ月の間に予算案に組み入れ、議会の議決まで諮ろうというのは、当事者市民を無視しているに等しい行為と言わざるを得ません。 市民は昨年12月に福祉会館と松阪公民館の移転計画が新聞に載ったときには、まだまだ20年先のことかと思っていたのに、1年後の平成30年4月には移転かと驚き、ショックが広がり始めたところです。余りに長い間、隠さなくてもよいことまで非公開で隠し、公開になったときにはもう決まったことだからと、そういう説明しかないというのが今の状況です。予算がついて、議会がそれを決定すれば、議会が決めたと言いわけをするつもりでしょうか。重要なのは、これが素案だというならば、あくまでもそれをたたき台に、十分な市民的議論を尽くすことです。それもせず、予算として盛り込むことはできないはずです。 以上、利用者への影響が大きく、今回の移転への懸念の声が広がっている松阪公民館と、玉突き的に松阪公民館への移転を強いられる福祉会館の移転関係予算を削除する修正案を提出させていただく理由といたします。以上です。     〔18番 海住恒幸君降壇〕 ○議長(西村友志君) 以上で委員長報告及び修正案の説明を終わります。 暫時休憩いたします。午後1時、本会議を再開いたします。                         午前11時59分休憩                         午後1時0分開議 ○議長(西村友志君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 それでは、これより委員長報告及び修正案に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。 申し上げますが、議案第1号の修正案につきましては、執行部からの反論権がございますが、いかがでしょうか。よろしいですか。 以上で質疑を終わります。 これより、議案順に、討論、採決を行います。なお、通告による議員間討議はございませんでしたので、あらかじめ御報告をいたします。 これより、原案及び修正案について討論を行います。討論はありませんか。 ◆23番(久松倫生君) 簡潔ですので、自席から失礼いたします。一般会計予算について、原案並びに修正案、両方に反対の討論をいたします。 主な点の一つは、マイナンバー制度のかかわりであります。松阪市では、このマイナンバー個人カードが1万292枚発行されていると伺いました。この数字から、多くの市民がこの制度を必要としていないことを示すのではないでしょうか。利便性だけが強調され、システムだけが広がりますが、実際の活用には疑問があります。マイナンバー制度は国民の税と社会保障の情報を国が掌握し、徴税強化や社会保障給付の抑制の手段に使うことが導入の狙いであり、私どもは一貫して反対しております。本予算の個人番号交付事業、証明書コンビニ交付事業、社会保障・税番号制度システム改修事業について反対であります。 焦点の公民館問題、私も質疑で指摘した問題点として、もう決まったことなのかという疑問、新聞を見て初めて知ったという方の声を紹介いたしました。市長の所信3ページの利用者や周辺住民からこれらの課題解消が求められているという内容は、成り立たないのではないかという疑問も提起いたしました。これに答えられるかどうか、そして今後、もしこの予算が可決されるならば、執行部のこうした疑問、あるいは指摘に関する執行上の責任は重大であるということを心されることを申し添えまして、反対の討論といたします。 ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔1番 楠谷さゆり君登壇〕 ◆1番(楠谷さゆり君) 修正案に賛成、原案に反対の討論をいたします。 文教経済委員会では賛成に手を挙げましたが、松阪公民館のマーム移転については反対の意向です。当初予算全体ではほとんどが賛成できるものですので賛成としながらも、公民館問題については市民への説明を十分やっていないことから、もう一度市民の意見を聞いて、問題全般を再考していただけることに強い期待をして、賛成に挙手しました。 しかしながら、それを予算から削除する修正案が出たなら、修正案に賛成するものです。現在、松阪公民館を利用している特に高齢で車を持っていない利用者を切り捨て、生きがいを奪うような原案には反対とさせていただきます。     〔1番 楠谷さゆり君降壇〕
    ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔2番 西口真理君登壇〕 ◆2番(西口真理君) 平成29年度松阪市一般会計予算修正案について賛成討論を行います。 昨年12月22日に発表された「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画素案。素案とは、検討のためにつくられるたたき台、原案のことではないのでしょうか。議会での検討、市民の意見を聞いて、修正あるいは変更を加えて後、決定するべきものです。にもかかわらず、市民への説明会以前に、今回の予算書には松阪公民館、福祉会館の移転が既に決定事項として計上されています。市民から徴収した税で成り立っている自治体で、政策の意思決定過程を公表し、市民に説明責任を果たすのは行政の義務としてあります。その手順を省略することには異議を呈するしかありません。 特に、松阪公民館に関しては、本会議で利用者には12月5日の平成29年度登録説明会でサークル代表者に説明したとおっしゃいましたが、この説明会は移転に関する説明会ではなく、まだ未決定事項としての報告があったのみで、利用者にはしっかり伝わってはいません。事実、新聞報道でマーム移転を初めて知った方がたくさんあります。説明したとはとても言えない現状です。 郊外の民間施設に移転することによって、駐車場不足を改善し、新たな集客効果や公民館活動の活性化を期待とのことですが、確かに若い世代や広域からの利用者増など、メリットは期待できます。しかし、移転することによるデメリットについて検討はされたのでしょうか。現在の松阪公民館は市街地にあるため、徒歩や自転車で来られる高齢者の利用が多いです。車に乗れない方、郊外になったら行きにくくなる方がどのくらいあるのか、調査されましたか。 マームに移ったら行けなくなる、私らの楽しみを奪わんといてほしい、車に乗れない年寄りのことも考えて、そんな声をたくさん聞きます。そんな利用者の意見を聞いて、まずバスなどの交通手段の対策を検討するのが先です。ちなみに、先日の本会議で電車で松ヶ崎駅から650メートル、5分から10分歩いて行けるとおっしゃいましたが、実際、私も歩いてみました。私の足で12分、交通量も多く、高齢者には危険かもしれません。最近、職員が実際に歩いて10分から20分と訂正されたようですが、こういった現地調査は移転決定前に行われるべきです。簡単にバスか電車で行けというのは、行政の姿勢としていかがなものかと思い、とても残念に思います。高齢者を切り捨てるのかと言われても仕方のない姿勢です。 今回の松阪公民館のマーム移転、それを前提とした福祉会館の移転は、市民への説明、議論がされておらず、対策も練られておりません。したがって、このまま予算として承認するわけにはいきません。素案は素案として、論議の場にのせ、市民合意を得るべく仕切り直すべきと考え、原案に反対、修正案に賛成します。 以上です。     〔2番 西口真理君降壇〕 ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔12番 山本芳敬君登壇〕 ◆12番(山本芳敬君) 真政クラブの山本芳敬でございます。議案第1号平成29年度松阪市一般会計予算に対しまして、真政クラブを代表して、原案に賛成、修正案に反対の討論をいたします。 竹上市政の本格予算となる松阪市の平成29年度一般会計予算は、実質的に過去最大の歳入歳出総額636億4622万円、対前年度比2.3%増の予算となりました。この主な予算増は、主に図書館施設整備事業、粥見小学校校舎改築事業など実施計画の重点プログラムなどへの重点配分がなされたことによるものです。 平成29年度の歳入では、市税は213億円余りで、対前年度比0.3%の減としましたが、地方消費税交付金等の県税交付金を加えた松阪市の税収等は250億円余りで、対前年度比0.9%増としています。また、地方交付税は、合併後10年を経て、平成32年度にかけ普通交付税が段階的に減額されており、平成29年度はその3年目に当たり、全体額6割以上が減額され、対前年度比2億9700万円減の138億円余りとなっております。その減額分の補填として、臨時財政対策債を3億円増の20億円とし、財政調整基金繰入金は9億円増の19億円としています。 財政運営としては、年度内の収支均衡をとることを重視するとしています。また、市の借金をふやさないという考え方を堅持し、決算ベースでの市債残高を注視するとしています。財政の健全化を堅持し、収支均衡のとれた財政運営をし、スピード感を持って重点プログラムを着実に進めていく事業運営を行うとしています。 さて、平成29年度当初予算に見る竹上市政の政策、主要事業ですが、公約の子育て一番宣言の実現を図るとともに、行政として新しい一歩を踏み出すための予算として、特徴的な新しい3つの取り組みを挙げられました。1つに、民間との共同出資による新電力事業を実施する新会社の設立。2つ目に、市内中小企業への新しい支援。3つ目に、松阪公民館の民間商業施設への移転。 また、主な注目すべき取り組み事業としては、子育てするなら松阪と言われるまちづくりをするとし、市長部局にこども局を創設し、子どもに係る事務を就学前後で整理し、子育ての充実を図るとしています。市外から転入し、三世代同居や近居を始める世帯への住宅に係る支援であったり、待機児童解消対策、病児・病後児保育施設整備費事業、保育士確保対策など。休日夜間応急診療体制では、松阪地区医師会等と引き続き連携する中、現在の金曜日、土曜日に加え、火曜日の深夜帯を受診できるようにし、一次救急の充実を図るとしています。さらに、地域医療のあり方を検討するプロジェクトチームや検討委員会の立ち上げ、切れ目のない医療提供体制の実現を図るとしています。 次に、産業政策として、市内産業の活性化対策として、産業支援センターの開設や、中小企業伴走型支援事業など。農林水産振興として、和牛サミット事業、林業の販路拡大等を促進する林業支援センターの設置。観光政策として、観光ビジョン策定事業や観光交流拠点施設の整備を行うとしています。 また、地域防災計画を抜本的な見直しをする地域防災計画策定事業であったり、三重県と連携し床上浸水ゼロを目指す総合雨水対策10か年戦略事業への取り組みをするとしています。 都市基盤の整備においては、松阪市全体の将来都市像や土地利用計画等の方向性を示す都市計画マスタープラン見直し事業や、空き家対策プロジェクトチームの立ち上げなどが注目されるところです。 さらに、使いやすい市役所となるよう、マイナンバーカードを利用して、全国のコンビニ店舗で住民票の写しや印鑑登録証明書等の各種証明書が取得できる証明書コンビニ交付事業などがあります。 また、住民協議会のあり方や各種団体との関係性の整理は、29年度中に行うとの回答をいただいたところです。 以上のように、行政事業の総点検による事務事業の効率化を図る見直しを初め、人口減少を食いとめるべく雇用改善を目的とする産業政策や、さまざまな子育て支援策、防災対策、また新しい官民連携のあり方など、松阪市民のさらなる生活向上のために多くの事業にチャレンジをする29年度事業予算に対し注目し、期待をし、原案に賛成、修正案に反対の討論といたします。 以上。     〔12番 山本芳敬君降壇〕 ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔18番 海住恒幸君登壇〕 ◆18番(海住恒幸君) 私は提案者の一人でございますけれども、修正案に賛成、原案に反対の討論を行います。 一言で言うならば、「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画は、まるで公共施設の移転・廃止計画です。昨年12月に素案が公表され、2月15日に開会した市議会には、早くも市福祉会館と松阪公民館の移転に伴う設計などを含んだ予算案が提出され、今日に至っております。土地利用計画はあくまでも素案ということでございますけれども、福祉会館の現松阪公民館への移転、そしてそれに伴う公民館の郊外型ショッピングセンターマームへの移転は、既に決定済みという言い方をされています。しかし、市民への説明は2月18日に1回あっただけです。市民の意向を酌み取った計画ではありません。 しかし、教育長の求めに応じ、公民館のあり方について検討を求められた社会教育委員でさえ、松阪公民館について、移転をするなら利用者に不便とならないように十分な検討をとする文書、答申を教育長に提出しております。それが去年の12月20日でした。しかるに、その2日後にはマームへの移転方針を示すなど、社会教育委員の要請を無視された格好でございました。 さらに、2月18日の市民全体説明会では、公民館のあり方について検討していただいた結果、駐車場が足りないので移転するよう提言を受けたと、答申とは全く異なる説明がなされております。社会教育委員の答申は、十分な検討をという答申でした。それが、さも移転するよう提言を受けたというわけですから、大きな問題です。 問題を挙げれば切りがないほどたくさんございますが、まずこの問題の大きな起点となったのは、土地利用計画の方向性をまとめた有識者などから成る「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画検討委員会が、昨年9月の第2回以降、12月22日の素案の公表までの間、全て非公開で、会議で配付した資料すら情報公開請求しても全て黒塗りで、内容は一切わからないことだった点。12月22日に素案が公表されてから、1月にパブリックコメント、2月18日の市民説明会があっただけ、議会へも12月28日の建設水道委員会の8人の委員に報告をしただけで、議会全体の議論はないままです。そんな中で、新年度予算には老朽化した福祉会館と松阪公民館の移転に伴う設計、一部施工を含んだ予算が盛られています。 市長は、スピード感を持ってということを大事にされていると思いますけれども、飛ばしてはいけない市民合意、プロセスがあるはずです。松阪公民館へは高齢の歩行者や自転車の人が多く通っています。自動車に便利で人には不便、車がびゅうびゅう駆け抜けていける広い幅をとった道路や大きな交差点のあるエリアにできたショッピングセンターへの移転という選択は、全て密室、非公開のところで了解されたにすぎない内容です。市長は、2月18日の全体説明会の席上、市民から要求があれば、どこでも、何回でも説明すると言っておりますけれども、もはや予算がついて、変更できない。変更が不可能となった段階で説明を繰り返されても全く意味がございません。提案説明でも申し上げましたけれども、重要なのは、素案というならば、あくまでも素案としてそれをたたき台に、そこで十分な市民的議論を尽くすこと、それもせずに、予算として計上されました。 文教経済委員会では全員一致で賛成ということでしたが、私たちはこれを予算として盛ることはあってはならないことだと考えております。 以上、原案に反対し、修正案に賛成する討論といたします。文教経済委員会で原案賛成された方も、修正案に賛成していただきますようお願いいたします。     〔18番 海住恒幸君降壇〕 ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。表決の順序につきましては、松阪市議会会議規則第75条に基づき、原案に最も遠いものから先に行いますので、まず議案第1号に対する海住恒幸議員外2人から提出されました修正案の採決を行います。 本修正案に賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手少数であります。よって、修正案は否決されました。 次に、原案について採決いたします。議案第1号平成29年度松阪市一般会計予算に対する委員長報告は可決であります。委員長報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議案第1号平成29年度松阪市一般会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第2号平成29年度松阪市競輪事業特別会計予算について、討論、採決を行います。 議案第2号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第2号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第2号平成29年度松阪市競輪事業特別会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第3号平成29年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算について、討論、採決を行います。 議案第3号について、討論はありませんか。 ◆25番(松田千代君) 議案第3号平成29年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算に反対の討論をいたします。 課税限度額を医療分で2万円、後期高齢者医療支援金分で2万円、合計4万円の引き上げとなるのは、所得額約583万円以上の世帯が対象となっており、国保税が85万円から89万円に上がります。税率の変更はないということで、低所得者に対する影響はないものですが、課税対象となる高額取得層は減少しています。制度維持のために、払えると設定した所得層への値上げを繰り返すやり方は、際限のない負担増につながります。 一般会計からの法定外繰り入れと、国に対する抜本的な財源投入を求めるべきであることを指摘し、国民健康保険税値上げの予算となっている本案には反対をいたします。 以上。 ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第3号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議案第3号平成29年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第4号平成29年度松阪市介護保険事業特別会計予算について、討論、採決を行います。討論はありませんか。 ◆25番(松田千代君) 議案第4号平成29年度松阪市介護保険事業特別会計予算に反対の討論をいたします。 4月からの総合事業実施の中で、要支援者への訪問介護と通所介護を保険給付から外し、介護事業所などへの報酬や人員基準を切り下げた基準緩和型サービスや、ボランティアなどが行う住民主体の通所サービスへ移行させていく予算編成となっています。 既に総合事業を実施している自治体では、研修を受けたボランティアなどの安価なサービスが単なる家事代行だけで、認知症などの早期発見ができないなどの問題も起きていることが報告されており、サービスの質の低下につながるおそれもあることから、この予算には反対をいたします。 ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第4号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議案第4号平成29年度松阪市介護保険事業特別会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第5号平成29年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算について、討論、採決を行います。 議案第5号について、討論はありませんか。 ◆25番(松田千代君) 議案第5号平成29年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算に反対の討論をいたします。 後期高齢者医療保険料は、これまで4回も値上げされ、平成28年度の月平均保険料は4286円です。少ない年金に加え、消費税や物価上昇など、高齢者の生活を圧迫し、保険料を払えないという状況も出ています。 このような中、4月から低所得者に対する保険料の軽減措置が縮小され、所得に応じて支払う所得割は、5割軽減から2割軽減に縮小されます。また、被用者保険加入者の扶養家族から、後期高齢者医療制度に移らされた人の保険料の定額部分も、9割軽減が7割軽減に縮小され、負担増となることから、反対をいたします。 ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第5号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議案第5号平成29年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第6号平成29年度松阪市簡易水道事業特別会計予算について、討論、採決を行います。 議案第6号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第6号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第6号平成29年度松阪市簡易水道事業特別会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第7号平成29年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算について、討論、採決を行います。 議案第7号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第7号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第7号平成29年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第8号平成29年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算について、討論、採決を行います。 議案第8号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第8号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第8号平成29年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第9号平成29年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、討論、採決を行います。 議案第9号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第9号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第9号平成29年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第10号平成29年度松阪市水道事業会計予算について、討論、採決を行います。 議案第10号について、討論はありませんか。 ◆23番(久松倫生君) 水道事業会計予算について、反対の討論をいたします。 当水道会計の根本となる問題点は、受水費負担であります。6万トンを超える過大な契約水量の問題があり、反対をいたします。 ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第10号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議案第10号平成29年度松阪市水道事業会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第11号平成29年度松阪市公共下水道事業会計予算について、討論、採決を行います。 議案第11号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第11号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第11号平成29年度松阪市公共下水道事業会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第12号平成29年度松阪市松阪市民病院事業会計予算について、討論、採決を行います。 議案第12号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第12号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第12号平成29年度松阪市松阪市民病院事業会計予算は原案どおり可決されました。 次に、議案第13号松阪市保健・医療・福祉施設整備基金条例の廃止について、討論、採決を行います。 議案第13号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第13号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第13号松阪市保健・医療・福祉施設整備基金条例の廃止については原案どおり可決されました。 次に、議案第14号松阪市リバーサイド茶倉事業基金条例の廃止について、討論、採決を行います。 議案第14号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第14号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第14号松阪市リバーサイド茶倉事業基金条例の廃止については原案どおり可決されました。 次に、議案第15号松阪市飯南希望の森づくり事業実施条例等の廃止について、討論、採決を行います。 議案第15号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第15号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第15号松阪市飯南希望の森づくり事業実施条例等の廃止については原案どおり可決されました。 次に、議案第16号松阪市行政組織条例の一部改正等に伴う関係条例の整理について、討論、採決を行います。 議案第16号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第16号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第16号松阪市行政組織条例の一部改正等に伴う関係条例の整理については原案どおり可決されました。 次に、議案第17号松阪市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第17号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第17号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第17号松阪市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第18号松阪市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第18号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第18号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第18号松阪市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第19号松阪市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第19号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第19号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第19号松阪市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第20号松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第20号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第20号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第20号松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第21号松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第21号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第21号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第21号松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第22号松阪市税条例等の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第22号について、討論はありませんか。 ◆23番(久松倫生君) 本市税条例等の一部改正でありますが、2019年、平成31年10月の消費税10%への増税が基本となる内容があり、断固反対をいたします。 以上です。 ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第22号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議案第22号松阪市税条例等の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第23号松阪市手数料条例の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第23号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第23号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第23号松阪市手数料条例の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第24号松阪市放課後児童クラブ施設条例の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第24号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第24号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第24号松阪市放課後児童クラブ施設条例の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第25号松阪市健康センター条例の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第25号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第25号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第25号松阪市健康センター条例の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第26号松阪市休日・夜間応急診療所条例の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第26号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第26号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第26号松阪市休日・夜間応急診療所条例の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第27号松阪市国民健康保険税条例の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第27号について、討論はありませんか。 ◆25番(松田千代君) 議案第27号松阪市国民健康保険税条例の一部改正について、反対討論を行います。 7割・5割・2割軽減の対象となる低所得者世帯の割合が年々増加している状況から、独自減額措置の適用期間を1年間延長することは評価できますが、抜本的な解決にはつながらないため、議案第3号と同様の趣旨で反対をいたします。 ○議長(西村友志君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第27号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手多数であります。よって、議案第27号松阪市国民健康保険税条例の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第28号松阪市介護保険条例の一部改正について、討論、採決を行います。 議案第28号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第28号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第28号松阪市介護保険条例の一部改正については原案どおり可決されました。 次に、議案第29号市道路線の認定について、討論、採決を行います。 議案第29号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第29号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第29号市道路線の認定については原案どおり可決されました。 次に、議案第30号市道路線の廃止について、討論、採決を行います。 議案第30号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第30号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第30号市道路線の廃止については原案どおり可決されました。 次に、議案第31号市道路線の変更について、討論、採決を行います。 議案第31号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第31号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第31号市道路線の変更については原案どおり可決されました。 次に、議案第32号財産の無償譲渡について、討論、採決を行います。 議案第32号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第32号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第32号財産の無償譲渡については原案どおり可決されました。 次に、議案第33号専決処分の承認について(松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部を改正する条例)について、討論、採決を行います。 議案第33号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第33号に対する委員長の報告は承認であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。挙手全員であります。よって、議案第33号専決処分の承認について(松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部を改正する条例)については承認されました。 △日程第2 議案第35号 平成28年度松阪市一般会計補正予算(第4号) ○議長(西村友志君) 日程第2 議案第35号平成28年度松阪市一般会計補正予算第4号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第35号平成28年度松阪市一般会計補正予算第4号について、御説明申し上げます。 松阪市一般会計補正予算書第4号の1ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ18億2466万9000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ622億3313万2000円とさせていただくものでございます。 このたびの補正予算は、国の補正予算に伴う事業費の追加のほか、平年どおり、年度末を控え、各種事業の精算、あるいは実績に基づく調整等を行った補正予算となっております。 次に、第2条繰越明許費の補正、第3条債務負担行為の補正、第4条地方債の補正につきましては、それぞれ関係個表で御説明申し上げますので、5ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費補正の追加でございますが、個人番号カード交付事業費など、6ページにかけまして25件の事業に係る予算の全部または一部を平成29年度に繰り越して、使用させていただくものでございます。繰り越し理由につきましては、国の補正予算に伴う事業で、年度内完成が見込めないものが5件、国及び県の予算が繰り越されたことによるものが8件、その他、地元調整、工法検討等、事業実施に当たり不測の日数を要したことから、年度内完成が見込めなくなった事業が12件でございます。 6ページをお願いいたします。次に、繰越明許費補正の変更でございますが、道路整備単独事業費等、4件の事業について、地元調整により不測の日数、経費を要したこと等による金額の増減でございます。 7ページをお願いいたします。第3表債務負担行為補正の追加でございますが、松阪市庁舎備品運搬等業務に係る契約など2件で、いずれも平成29年3月末日までに入札等を執行する必要があることから、債務負担行為を設定させていただくものでございます。次に、変更でございますが、施設設備保全業務に係る契約は、休日夜間応急診療所の深夜帯に係る警備委託料について限度額を増額することに伴う変更でございます。 8ページ、9ページをお願いいたします。第4表地方債補正でございますが、内容につきましては、私立保育園施設整備費補助金など36件の起債対象事業費の増減等による限度額の変更で、内訳は記載のとおりでございます。このうち、9ページでございますが、臨時財政対策資金は今回の補正に伴う財源調整として限度額を17億円から8億5000万円に減額するものでございます。 以上により、現時点での平成28年度末市債現在高は、457億2320万3000円となる見込みでございます。このことにつきましては、最終ページであります150ページの補正調書を御参照ください。 次に、12ページ、13ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書総括の歳出でございますが、今回の補正予算の財源内訳につきましては、13ページ最下段の歳出合計欄にございますように、国庫支出金3億3110万6000円の減額、県支出金1億2683万3000円の追加、地方債4億1970万円の減額、その他財源4247万8000円の追加となっております。なお、一般財源につきましては、主に財政調整基金繰入金及び臨時財政対策債で調整しております。 14ページ、15ページをお願いいたします。歳入でございますが、補正内容は、交付額の確定や収入の実績見込み、充当事業費の変更に伴うものなどでございますので、新規計上や補正額の大きなものを中心に御説明申し上げます。 第1款市税、第1項市民税、第2目法人8300万円の減は、調定見込額の減によるものでございます。 18ページ、19ページをお願いいたします。第15款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金、第2節児童福祉費補助金の1保育所等整備交付金1億4224万5000円の皆減は、県補助金へ移行したことによるものでございます。第4節老人福祉費補助金の1地域介護・福祉空間整備推進交付金300万5000円の追加は、国の平成28年度補正予算第2号に伴い追加交付されるものでございます。 20ページ、21ページをお願いいたします。第7目教育費国庫補助金、第3節中学校費補助金の1学校施設環境改善交付金64万9000円は、国の平成28年度補正予算第2号に伴う追加交付と平成27年度補正予算第1号、本省繰越分の実績見込みによる減との差し引きでございます。 22ページ、23ページをお願いいたします。第16款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金、第3節児童福祉費補助金の1安心こども基金保育基盤整備事業補助金2億852万3000円は新規計上で、国庫補助金から移行するものでございます。 第4目農林水産業費県補助金、第1節農業費補助金で、24ページ、25ページの11でございますが、高度水利機能確保基盤整備事業費補助金(半島振興法区域内)176万円、(半島振興法区域外)187万9000円、及び、13高度水利機能確保基盤整備事業費補助金(茶防霜ファン改修事業)560万円は新規計上で、国の平成28年度補正予算第2号に伴い国庫補助金と組み替えるものでございます。 26ページ、27ページをお願いいたします。第17款財産収入、第2項財産売払収入、第1目不動産売払収入、第2節土地売払収入1802万5000円は新規計上で、旧法定外公共物19件、及び、市有地2件の譲渡に係るものでございます。第3目物品売払収入7183万円は船舶売払収入で、汽船すずかぜ売却に伴う収入を新規計上するものでございます。 第18款、第1項寄附金、第1目総務費寄附金823万4000円の追加は、市民の皆様等から御寄附をいただきました寄附金218件分でございます。総務費寄附金全体の内訳といたしましては、説明欄に記載のとおり、指定寄附基金に16件分210万4000円を、市民活動振興基金に202件分613万円を、それぞれ積み立てるものでございます。第2目商工費寄附金6929万4000円の追加は、市民の皆様等から御寄附をいただきましたふるさと応援寄附金2222件分でございます。第3目教育費寄附金100万円は新規計上で、公益財団法人原田積善会からの寄附を説明欄に記載のとおり、歴史的建造物公開事業費に充てるものでございます。 第19款繰入金、第1項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金5億717万3000円の減額は、今回の補正に伴う財源調整でございます。 28ページ、29ページをお願いいたします。第20目リバーサイド茶倉事業基金繰入金121万9000円は新規計上で、基金条例廃止に伴い繰り入れするものです。 第21款諸収入、第4項受託事業収入、第3目教育受託事業収入3472万2000円の減額は、民間開発に伴う発掘調査の実績による皆減でございます。 第5項第1目雑入、第2節総務費雑入の2三重県市町村振興協会市町交付金1515万9000円は新規計上で、オータムジャンボ宝くじの収益配分金で、芸術・文化活動の拠点となる施設の運営の充実に係る事業として、松阪市民文化会館管理運営事業費に充てるものでございます。 30ページ、31ページをお願いいたします。第3節民生費雑入の1国民健康保険事業特別会計返還金2473万9000円は新規計上で、平成27年度繰出金の精算による一般会計への返還金でございます。2後期高齢者医療事業特別会計返還金9036万3000円は新規計上で、平成27年度広域連合療養給付費負担金精算による一般会計への返還金でございます。3公的介護施設等整備費補助金返還収入679万1000円の追加は、平成18年度認知症対応型通所事業所整備事業、及び、平成23年度小規模多機能型居宅介護事業所防災補強改修支援事業の財産処分決定による補助金返還金でございます。 第22款市債12億6970万円の減額は、8ページ、9ページの第4表地方債補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、34ページからの歳出でございますが、補正内容は各種事業の入札差金等に係る精算や実績見込み等によるものでございますので、国の平成28年度補正予算に伴う事業の追加や減額の大きなものなどを中心に御説明申し上げます。 36ページ、37ページをお願いいたします。第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の説明欄10、指定寄附基金積立金210万4000円の追加は、市に寄せられた指定寄附金16件を基金に積み立てるものです。20公共施設マネジメント基金積立金1435万円は、基金利子、及び、市有地売払収入を積み立てるものです。 38ページ、39ページをお願いいたします。第4目人事管理費の1特別職退職手当597万2000円の新規計上は、副市長退職に係るものでございます。2一般職退職手当3212万9000円の追加は、主に普通退職者6名分の退職手当でございます。 40ページ、41ページをお願いいたします。第11目まちづくり推進費の4市民活動振興基金積立金613万円の追加は、市に寄せられたふるさと応援寄附金201件、企業協賛金1件を基金に積み立てるものでございます。 62ページ、63ページをお願いいたします。第3款民生費、第1項社会福祉費、第10目臨時給付費の1高齢者臨時福祉給付金支給事業費3699万9000円の減額は、給付金支給件数の減による給付金の減等によるものでございます。2臨時福祉給付金等支給事業費3541万4000円の減額は、障害・遺族基礎年金受給者向け給付金の支給対象者数の減による給付金の減等によるものでございます。 64ページ、65ページをお願いいたします。第3款民生費、第2項老人福祉費、第1目老人福祉総務費の2後期高齢者医療事業特別会計繰出金6387万円の減額は、後期高齢者医療事業の精算に伴う財源調整でございます。3介護保険事業特別会計繰出金4744万9000円の減額は、介護給付費の減、及び、事務費繰入金の精算によるものでございます。7老人施設福祉事業費(1)介護・福祉空間整備費補助金276万6000円の追加は、国の平成28年度補正予算第2号に伴う既存高齢者施設等の防犯対策整備事業補助金の交付決定によるものでございます。(2)グループホームいいたか管理運営事業費53万1000円の追加は、国の平成28年度補正予算第2号に伴う利用者の安全確保に係る非常通報装置修繕料の追加等によるものでございます。 次に、66ページ、67ページをお願いいたします。第3項児童福祉費、第2目私立保育園費の1私立保育園施設整備費補助金2122万1000円の追加は、補助対象事業費の増によるものでございます。 次に、68ページ、69ページをお願いいたします。第10目子ども発達総合支援センター費の2子ども発達総合支援センター管理運営事業費3490万8000円の減額は、非常勤職員数の減及び精算によるものでございます。3子ども発達総合支援センター施設整備事業費6802万5000円の減額は、工事請負費、及び、備品購入費に係る入札差金等によるものでございます。 次に、70ページ、71ページをお願いいたします。第4項生活保護費、第1目生活保護総務費の3生活保護費国県支出金返還金3079万6000円は新規計上で、平成27年度国庫支出金の精算に係る返還金でございます。第2目扶助費1億4000万円の減額は、精算によるものでございます。 次に、78ページ、79ページをお願いいたします。第4款衛生費、第1項保健衛生費、第8目保健センター費の2新・健康センター建設事業費9297万6000円の減額は、入札差金に係る工事請負費の減等によるものでございます。 第12目水道費の2簡易水道事業特別会計繰出金4704万3000円の減額は、特別会計事業の精算に伴う財源調整によるものでございます。 第13目病院費の1松阪市民病院事業会計繰出金1817万7000円の減額は、共済追加費用の負担に要する経費の減等によるものでございます。 次に、82ページ、83ページをお願いいたします。第2項清掃費、第4目ごみ処理施設建設費の1ごみ処理基盤施設建設事業費3245万8000円の減額は、入札差金に係る工事請負費等の減によるものでございます。 第5目し尿処理費の2松阪地区広域衛生組合分担金5103万円の減額は、事業費の精算によるものでございます。 86ページ、87ページをお願いいたします。第6款農林水産業費、第1項農業費、第4目畜産振興費の2特産松阪牛素牛導入促進事業補助金96万円、及び、3特産松阪牛緊急支援補助金143万円の追加は、ともに素牛導入頭数の増によるものでございます。 88ページ、89ページをお願いいたします。第6目地域農政推進活動費の1経営体育成支援補助金3601万6000円の減額は、国事業費の確定による皆減でございます。5機構集積協力補助金5160万7000円の減額は、補助制度改正による補助金の減によるものでございます。 第8目農地費の10農業基盤整備促進事業費360万円の追加は、国の平成28年度補正予算第2号に伴う事業費の追加によるものでございます。 第9目ほ場整備事業費の2県営経営体育成基盤整備事業負担金1266万5000円の追加は、国の平成28年度補正予算第2号に伴う県事業費の追加等によるものでございます。 90ページ、91ページをお願いいたします。第10目湛水防除施設費の5県営基幹水利施設ストックマネジメント事業負担金2525万円の減額は、県事業費の確定によるものでございます。 96ページ、97ページをお願いいたします。第7款第1項商工費、第4目観光費の12リバーサイド茶倉組合欠損金補填金115万6000円の新規計上は、平成28年10月31日付で解散した市出資団体のリバーサイド茶倉組合に係る欠損金に対し、その出資割合に応じ市が負担するものでございます。 98ページ、99ページをお願いいたします。第6目ブランド推進費の1ふるさと特産品PR事業費890万8000円の追加は、ふるさと応援寄附件数の増によるものでございます。2指定寄附基金積立金6929万4000円の追加は、市に寄せられたふるさと応援寄附金2222件を基金に積み立てるものでございます。 102ページ、103ページをお願いいたします。第8款土木費、第2項道路橋りょう費、第3目道路新設改良費の2道路整備単独事業費6141万3000円の減額は、精算による工事請負費等の減によるものでございます。 106ページ、107ページをお願いいたします。第3項河川費、第4目浸水対策費の1浸水対策事業費3406万円の減額は、入札差金に係る工事請負費の減等によるものでございます。 112ページ、113ページをお願いいたします。第5項都市計画費、第8目下水道費の1公共下水道事業会計繰出金6157万円の減額は、事業精査及び借入金利子の確定等によるものでございます。 116ページ、117ページをお願いいたします。第9款第1項消防費、第1目常備消防費の1松阪地区広域消防組合分担金3348万3000円の減額は、入札差金に係る事業費の減によるものでございます。 第10款教育費の説明に入ります前に、140ページ、141ページの第11款災害復旧費をお願いいたします。教育費につきましては、後ほど教育長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 第11款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費216万4000円の減額は、平成28年度に被災した災害復旧工事に係る入札差金による減に伴うものでございます。 142ページ、143ページをお願いいたします。第2項公共土木施設災害復旧費1771万7000円の減額は、精算による工事請負費等の減によるものでございます。 144ページ、145ページをお願いいたします。第12款第1項公債費、第1目元金の1長期債償還元金795万2000円の追加は、主に利率見直しにより、元利均等償還のうち元金償還金が増額となったものでございます。第2目利子の1長期債償還利子4537万6000円の減額は、主に支払利子が確定となったことによる減額でございます。 以上、第10款教育費を除く説明とさせていただきます。 なお、146ページ以降の補正予算給与費明細書等につきましては、説明を省略させていただきます。また、歳出補正予算に係る事業別の詳細につきましては、お手元にお配りしております補正予算説明資料のとおりでございます。 よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(西村友志君) 暫時休憩いたします。午後2時20分、本会議を再開いたします。                         午後2時7分休憩                         午後2時20分開議 ○議長(西村友志君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 東教育長。     〔教育長 東 博武君登壇〕 ◎教育長(東博武君) 引き続きまして、第10款教育費につきまして御説明申し上げます。 補正予算書118ページ、119ページをお願いいたします。第10款教育費は、補正前の額が58億7414万5000円で、今回3億1667万7000円を減額するものでございます。 それでは、主なものについて御説明申し上げます。 第1項教育総務費第2目事務局費の2私立幼稚園就園奨励費補助金850万円の減額は、補助対象金額の実績見込みによる減でございます。3私立高等学校振興補助金200万円の減額は、補助対象事業の申請がなかったことによる皆減でございます。第3目教育指導費の3教科書及び指導書導入事業費426万円の減額は、中学校における教科担任数の確定に伴う指導書の減によるものでございます。 120ページ、121ページをお願いいたします。第4目子ども支援研究センター費の2子ども支援研究センター管理運営事業費167万1000円の追加は、防火扉の故障に伴う修繕料の増等によるものでございます。第5目人権教育費の5教育集会所施設整備事業費106万8000円の減額は、集会所解体撤去工事費等の入札差金に係る工事請負費の減額と測量業務及び浄化槽清掃手数料の追加によるものでございます。 122ページ、123ページをお願いいたします。次に、第2項小学校費第1目学校管理費の3小学校施設維持修繕事業費2905万5000円の減額は、入札差金に係る工事請負費等の減でございます。第3目学校建設費1942万5000円の減額は、説明欄に記載事業の入札差金に係る実施設計業務委託料及び工事請負費等の減でございます。 124ページ、125ページをお願いいたします。次に、第3項中学校費第1目学校管理費の4中学校防災防犯対策事業費1207万7000円の追加は、国の平成28年度補正予算第2号に伴う久保中学校の武道場天井耐震改修工事費の追加による工事請負費の増でございます。 なお、武道場につきましては、授業や部活動、夜間開放等に使用するため、当該工事を平成29年度の夏季休業中に行う必要があることから、工事費の全額を平成29年度へ繰り越しを行うものでございます。繰越明許費補正につきましては、補正予算書6ページの第2表(変更)に記載のとおりでございます。 第3目学校建設費の1鎌田中学校校舎改築事業費408万9000円の減額は、契約差金に係る実施設計業務委託料の減等でございます。 126ページ、127ページをお願いいたします。次に、第4項幼稚園費第1目幼稚園管理費の2幼稚園施設管理運営事業費1738万8000円の減額は、精算見込みによる非常勤職員賃金の減等でございます。 128ページ、129ページをお願いいたします。次に、第5項社会教育費第2目公民館費の4公民館施設整備事業費2432万2000円の減額は、松阪公民館の移転協議に伴い現施設の改修に係る設計業務委託を見送ったことによる委託料1663万2000円の皆減と嬉野生涯学習センター空調設備更新工事の入札差金に係る工事請負費の減でございます。第4目文化振興費の2本居宣長記念館補助金562万円の減額は、主に本居宣長記念館リニューアル事業に伴う精算による減等でございます。 130ページ、131ページをお願いいたします。第5目文化財保護費の1歴史的建造物公開事業費101万4000円の減額は、入札差金に係る原田二郎旧宅及び旧長谷川邸の樹木等維持管理委託料等の減でございます。4埋蔵文化財発掘調査事業費3477万9000円の減額は、民間開発に伴う発掘調査がなかったことによる委託料等の減でございます。第6目文化センター費の2松阪市民文化会館施設整備事業費1147万9000円の減額は、入札差金に係る工事請負費の減によるものでございます。 132ページ、133ページをお願いいたします。第9目松浦武四郎記念館費の3松浦武四郎誕生地保存整備活用事業費1383万4000円の減額は、入札差金に係る工事請負費等の減でございます。 134ページ、135ページをお願いいたします。次に、第6項保健体育費第2目学校給食費の6学校給食センター備品等整備事業費1061万1000円の減額は、飯南学校給食センターの空調設備設置工事の入札差金等と嬉野中学校給食用リフトの改修を北部学校給食センターからの提供に合う仕様にするため、改修を平成29年度以降に変更したことによる修繕料の皆減によるものでございます。第3目社会体育振興費の1全国大会等出場派遣支援事業費87万8000円の減額は、リオデジャネイロオリンピック、レスリング女子69キロ級で金メダルを獲得した土性沙羅選手の祝賀事業などの精算による負担金等の減でございます。第5目中部台運動公園施設費の3中部台運動公園施設整備事業費587万1000円の減額は、入札差金に係る工事請負費の減でございます。 以上、簡単でございますが、教育費の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔教育長 東 博武君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔18番 海住恒幸君登壇〕 ◆18番(海住恒幸君) 議案第35号平成28年度松阪一般会計補正予算第4号についての質疑を行います。 予算書の110、111ページ、「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画作成事業費、これ入札差金による補正ということですけれども、多少実績めいた質問をさせていただきたいと思います。4月の当初に組まれて、今回の予算の作成費の中に含まれている事業がおおむね終息しているはずですので、ここにあらわれている金額というのが28年度の事業結果であろうと、そのように解釈をした上で質問をさせていただきます。 1466万6000円ということです。その成果品というのは何なのかということ、これが今回の質問です。つまり、私はこの成果品というのは、素案であるだろうと思っております。ということは、この素案が1466万6000円に相当すると理解してよろしいということでしょうか。1回目の質問とします。     〔都市整備部長 永作友寛君登壇〕 ◎都市整備部長(永作友寛君) 今年度の1466万6000円の部分でございますけれども、それが素案であるのかということです。契約の中で今年度行っていく業務というのを契約しておりますので、当然その素案というものも今回の精算というか、今年度の事業に含まれておるということでございます。 以上です。     〔都市整備部長 永作友寛君降壇〕 ◆18番(海住恒幸君) 素案というものもこの事業の中に含まれていると、1466万6000円の中に含まれているということですけれども、私たちは、そのような曖昧な形で契約をよしとするわけにはいかないと思っております。つまり、契約というのは、明確な行為なわけです。ちゃんとした民事上の行為なわけです。何と何をするということが明確になっているのが契約ですよね。だから、幾らでお願いすると。それが何に幾らかということを明確にできないようでは、契約にならないじゃないですか。 前に情報公開請求でこのような資料をいただきました。「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画業務委託特記仕様書、これに基づいて仕事をしてくださいという内容なんです。それを手元に御用意いただきたいんですけれども、そこには、こう書いてあります。業務の目的、つまり松阪市が依頼する業務です。「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画業務委託特記仕様書には、業務の目的として、本業務は松阪駅を中心とした中心市街地約170ヘクタールのまちづくりについて、20年後のまちづくりの方向性を示しながら、具体的な公共施設の配置、土地利用計画を地域住民のニーズを踏まえながら実効性ある計画を作成するとあります。この1つの文章を2つに分けます。1つは、松阪駅を中心とした中心市街地170ヘクタールの20年後のまちづくりの方向性を示す、これが第1。第2に、具体的な公共施設の配置、土地利用計画を地域住民のニーズを踏まえながら実効性ある計画を作成する。この2つ、これが業務の目的です。 ところが、これは受けた印象ですけれども、実際は公共施設の配置ということに偏っていて、松阪駅を中心とした中心市街地170ヘクタールの20年後のまちづくりの方向性を示すということはなされたのかどうかということです。この2つがあって、1つの業務ですから、この2つがなされなければならないけれども、そういったことはなされましたでしょうか、お尋ねします。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 20年後のまちづくりの方向性ということを検討しておるのかということだと思いますけれども、そのものにつきましても、今現在、素案という形の中で、最終のところで20年後のまちというのはこういうものだというのを示しております。ただ、その素案の中にも、今回検討しておりますのが、議員もおっしゃられるように、確かに公共施設を中心として考えたというのも事実ではございます。ただ、20年後のものにつきましては、素案の中にも示させていただいておるというふうに考えております。 以上です。 ◆18番(海住恒幸君) 中にも示されている程度のことだろうと私は受けとめました。それで明確にこの契約における1500万、2カ年で1800万になるわけですけれども、その業務が遂行されたと捉えていらっしゃるでしょうか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 今回の委託につきましては、当初のときにも議員のほうからも御質問をいただいておりますけれども、この辺のものについて、まずは松阪市としてこの業務にどのぐらい費用がかかるかということを市のほうで積算をしております。これは詳しく言いますと歩掛かりというものがございませんので、各業者のほうから見積もりをとって適正な価格というものをこちらのほうが算定をいたしまして、それに伴って入札をしていただいておるという行為でございます。その中で、今年度の施工分、そのものと、債務負担行為をとっていただいて来年度の分という形で作業を進めておるわけですけれども、これは適正に進めていただいておると私どもは思っております。 以上です。 ◆18番(海住恒幸君) 私は何も業者のほうが悪いとは言っていないです。行政のほうが悪いと言っています。すなわち、去年の私の質問にさかのぼってお答えいただいたんですけれども、行政が明確に何をしたいか、何をしなければならないのかという方向性を持たないままに見積もっていたということは去年指摘させていただきました。ですので、行政に明確なプランというものがない限り、事業者のほうは行政が何をやりたいのかというのがわからない中でできないと思います。ですので、1番目の松阪駅を中心とした中心市街地のまちづくりということは、なかったも同然だと受けとめました。先ほどいみじくも部長は、公共施設の配置のほうに大きく偏ったということを言われたと思います。そちらのほうに傾いた事業設計になっているというのは否めないと思います。つまり、含まれているとは言いながら、この予算書の説明資料も見ていただくと、これは29年度のを見ていただいても明らかなんですけれども、そこにも松阪駅を中心とした中心市街地という説明で始まるんです。松阪駅を中心とした中心市街地、そのことが事業の本来的趣旨なのだけれども、そのことが全く見えない事業内容となっているのではないか。御答弁は、含まれているとは言われたけれども、そのことは事実としてはやっていないのではないかと重ねて問いますが、もう一度御答弁いただけますでしょうか。
    ◎都市整備部長(永作友寛君) 議員、松阪駅を中心とした170ヘクタールのまちづくりをやっていないのではないかということです。松阪駅を中心とした170ヘクタールの部分ですが、御存じのように、以前から中心市街地というような形で市のほうもいろいろと計画を立ててきておる経過はございます。特に私ども今回の中で詳しくは示させていただいておりませんけれども、駅前の土地の利用の仕方であったりとか、あと他の市のあいておる土地の利用の仕方、その辺のものは、今回しっかり私ども市としても考えてきたというふうに私どもは考えております。 以上でございます。 ◆18番(海住恒幸君) 今、私ども市はと、おっしゃいましたけれども、市は市に対して委託業務を結んでないでしょう。事業者の側が市の意向を受けて何をしたのかということです。先ほど、松阪駅前の土地利用、または他の市のあいている土地の利用の仕方、それは私どもはやっているとおっしゃったけれども、それは事業者が市の依頼を受けてなされたことなんでしょうか。委託業者としてね。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 業者のほうに依頼をしておるものでございますが、海住議員も情報公開で資料等はとっていただいておりますので御存じだと思いますけれども、業者のほうに私どものほうが、こういうものを調査せよということで各項目ございますけれども、そういうものを業者のほうは調査をしまして、その内容を私どもと一緒にどうやっていくかという検討をしていく、私どものほうがこういう調査をせよという項目がございますけれども、そのものをもって、私どもも一緒に土地利用計画を考えていったという形でございます。 以上です。 ◆18番(海住恒幸君) これをやっていくと堂々めぐりになるので、具体的にお尋ねしていきます。 業務の実施内容、これはどういう文書かというと、業務計画書です。コンサルティング会社が作成したものです。もちろん松阪市の依頼に基づいて作成されたもので、松阪市が了承されているものだと思います。 まず、諸条件の整理及び現況調査とあります。これが契約時点での金額では98万6175円です。これでどんなことをなされたのかということです。つまり、私は何で成果品がこの素案なのかというと、業務依頼に書かれている内容が全部ここの目次に沿って書かれているからです。だから、依頼に基づいて全部、ページ当たり、ここからここまではこの業務で幾ら、そういうふうに私は見ることができます。そう読むしかないじゃないですか。成果品はこれだけなんです。 例えば、中心市街地の現況調査をなさったと言われれましたね。土地利用とか地区内建築物とか公共施設の地区特性、課題の分析整理、これが先ほどの金額189万1950円です。189万1950円で、私がそれに沿って見たところ、これで見るしかないわけですからね、素案のそれに該当ページは1ページから24ページです。1ページから24ページまでに書かれている内容は、あくまでもした内容というのは、調査を求めた。調査の結果を出せと永作部長は言われたわけじゃないですか。調査の結果がここにあるわけです。調査した結果がここに出ていないものはないじゃないですか。出ているはずでしょう。結果として、そりゃ資料はたくさんあるかもしれませんけれども、反映された成果品というのはこれなんです。1から24ページが189万1950円なんですか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 今、海住議員もおっしゃられましたように、確かに素案という形で示させていただいておるのは、そのページということでございますが、そこへ持っていくために、私ども業者のほうともいろいろと協議をして、業者のほうもいろんな資料を出してきております。その辺のものも含めて、今回私どものほうが、これが適正価格だということで入札をかけた。その1項目、今言っていただいておりますけれども、その作業量というもので成果品ができ上がっておるという状況です。その数ページのものだけがこの金額なのかということですが、その中でいろいろと業者のほうも業務等はしております。 以上です。 ◆18番(海住恒幸君) ということは、ここに出ていないもののほうが価値が大きいということですか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) その辺のものにつきましては、今出ておるものよりもあとのほうが価値が高いのか、海住議員、そのものはこの金額に当てはまらないのじゃないかということをおっしゃってみえるのかなと思うんですけれども、その辺のものは、そこまで持っていくのにいろいろと業務等をやっておりますので、それをトータルでということで私どもは考えております。 ◆18番(海住恒幸君) 私は、平成11年度の中心市街地活性化基本計画とついつい比較をしてしまいます。同じ面積、同じ場所でやっているわけですからね。あちらは700万円ぐらいでした。こっちは1500万円、1800万円です。平成11年度の設計では、こういう調査は、地区ごとに、例えば商店街でも小さな単位ごとに説明会をして、そこの商店主だとかまちの人から意見を聞き取りをして、それが全部成果品にあらわされていました。写真も入っていました。歩いて調査をしていた。それを知っています。それを持っていますからね。それも幸い、情報公開でいただきました。黒塗りはされていませんでしたから。 今回のは、たくさん調査した上での一部を載せたと。じゃこれが一番価値がある、結晶なんですね、これが。よろしいですか。これよりも隠れている部分が価値が高いとは言いません。ここにあらわれているのが一番、絞りに絞り切った結晶体だという理解でよろしいですか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 素案の部分につきましては、確かにそれは今出させていただいているのが、海住議員おっしゃられたように、最終的にこれでまとめたというものになります。来年度の話でいきますと、それを最終的に完成品として持っていきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆18番(海住恒幸君) 言っちゃいますけど、完成品なんて、この素案をいわば製本するだけのことじゃないですか、極端なことを言えばね。ただ、ここよりも進歩することはないわけですよ。それはもちろんパブリックコメントであるとか、2月18日の説明会でこんな意見が出た、それに対してこう答えた、パブリックコメントに対してもこう答えたということは掲載されるでしょうけれども、おおむねここより大きな飛躍をするということは考えられない。ここが今恐らく執行部側が出せる最善のものを出していると思うしかないじゃないですか。 ところが、これを見ていくと、ほとんど既存の資料ばっかりじゃないですか。松阪市の都市計画マスタープランであるとか、一番私がよく、1500万円でこんな調査をするなというふうに去年、当初予算で、どんなふうに調査するんだろうと、1個1個歩くんだろうと思っていたんです。170ヘクタールをシラミ潰しに歩くんだと思ったんです。行政も含めて、検討委員も含めて。それで、ここにこういう空き地がある、ここはこういう利用ができるのではないか、全部シラミ潰しにやるんだと思っていたんです。そして、ここに使われている現状の土地利用状況って何ですか。平成24年の資料じゃないですか。松阪市が保有している松阪市都市計画基礎調査という資料に基づく資料が、これがベストアンサーですか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) その中にそういうふうな形で載せさせていただいておるというのが事実ですので、それがベストアンサーなのかといいますと、業者そのものも現地のほうを歩いて調査をしておるというのはございますけれども、今回載せさせていただいたのは、そのものを載せさせていただいております。 ◆18番(海住恒幸君) 歩いたとおっしゃるから、今ちょっとばたばたするから出さないけど、いつ、何日に、何時から何時まで、何人で調査したかという、そういう情報公開資料を先日いただきました。指で数えるほどの回数ですよ。9時から17時までやっている日もあるけれども、12時から1時までというのもあります。それで積算すれば、例えば参加している人数が2人とか4人とかですから、おのずと1人当たり、例えば日当3万円としても、掛ける人数、普通そうやって見積もるものですから、大した調査ではないと思っています。第一、一番しなければならないことが、24年度の資料の借用じゃないですか。じゃ何ですか、一番力を入れた松阪市の市有地一覧、松阪市の土地がどこにあるか、これは業者に頼まなくても、松阪市が一番よく知っていますよね。これは去年も言ったはずです。松阪市が一番データを持っているんですよ。今さら委託しなくたって、持っているんですよ。ここに58カ所の松阪市の保有地が載っています。これだったら改めて調査する必要ないじゃないですか。 あと、対象区域にどんな駐車場があるか。月ぎめ、有料駐車場だと思いますけどね。あと、容積率の現況、全部わかっていることじゃないですか。あと、どんな公共施設があるか。あと、人口の推移、これよく出しているじゃないですか。加藤部長のところが詳しいですよ。歩行者交通、これだって、新たに調べる資料じゃないでしょう。どんな道があるか、これこの前否決されたのかな、廃案になった、豪商の道とか、国学の道とか、武将の道とか、ここには松阪市の代表する散策ルートだと書いてある。あと、歴史文化施設、わかっていること。これですよ、ここまででほぼ終了なんですよ。この諸条件の整理及び現況調査というところ、これで189万円なのか、もっと求めるものはなかったのかということです。これは松阪市が悪いんですよ、業者が悪いんじゃないですよ。松阪市がこのような調査をしてもらうためには、こういうことをしてもらわなければならないということを明確な方向性を持っていないから、業者としては、既に松阪市から出してもらったであろう資料をもとに、適当に割り振っただけのことじゃないですか。これが素案の一番もととなる資料ですよ。 いろいろと言いましたけども、部長、何かありますか。これでよいんですか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 過去の資料をそういうふうに並べて、それでいいのかということだと思います。私どものほう、その辺のものを今回検証して、整理をして、そういうふうな形でまとめさせていただいたものというふうに判断しております。適正であると考えております。 ◆18番(海住恒幸君) これは、こういう専門業者だったら、すぐできちゃいますよ。いただいた資料を事務所に持ち帰って、1人でも数人でも、例えば私は新聞記者だったけど、新聞の編集でも同じことなんですよ。その資料をどうビジュアル的に見せられるようにするかという資料づくりじゃないですか。そんなことを180万もかけてやってもらわなければならない見積もりなのかと、そういう見積もりになっているんですよ。一つ一つ、項目ごとに見積もりになっているから、トータルで1500万円と出されたら、何にどうかかるお金なのかと、1500万円は、1億と比べれば安いけれど、だけど一つ一つそういうふうに丹念に分析していくと、決してお金が高いとか安いとか言っているんじゃなくて、松阪市がもともと去年の見積もり依頼する段階で、どんな仕事をしてもらわなければならないかという方向性を持っていないことを指摘しているんです。これ、いろいろとありますよ。次から次へとこういうのばっかりです。 次、余りやりませんけど、住民ニーズ調査の概要、これ幾らですか。住民ニーズ調査の概要、これはさすがに189万もしなくて、だから189万と書いてあったから、私はそれは実際に歩いて調査されるんだと思っていた。だけど、実際ほとんど歩いて調査をされていないと思います。住民ニーズの分析は、去年3月の5000人アンケートの回答結果をかいつまんで分析しているだけじゃないですか。ほとんど5000人アンケートですよ。その中で関係のあるところ、例えば駅前が寂しいとか書いてあったかな。駐車場がもう少し欲しいとか、そのようなことがアンケートの内容に出たと、住民ニーズは、そういう対価としての31万9000円。 次に、土地利用計画の作成、これが一番メーンになるところだと思うんだけれども、土地利用計画の作成というのは何かというと、一番目に諸条件の整理と現況調査をして、その結果を踏まえて、次に住民ニーズの分析をして、その結果を受けて、将来の都市像、基本構想、基本方針というテーマをまとめるということで、この素案でいうと33ページから40ページです。これが実は一番高いほうの金額になっていて、159万円なんですけど、33ページから40ページにまとまっているにすぎない内容なんです。 ちなみに、住民ニーズというのは何があったかというと、本当にすぐ書けることばっかりです。例えば、駐車場の充実、松阪の玄関口として集客性が高まる仕掛けづくり、観光・文化施設の配置による次世代につながるまちづくり、市民にとって使いやすい市役所づくりであるとか、こんなことすぐ、松阪市の職員が総合計画をつくっている能力があるわけですから、だったらすぐできちゃうことばっかりですよ。それが住民ニーズの分析なんですかということ。 続いて、土地利用計画にしても、エッセンスはこれでしょう。ゾーニングといいますか、豪商エリア、武家地エリア、寺社地エリア、居住ゾーン、駅拠点ゾーン、これが今回の土地利用計画のエッセンスですか。私が公共施設の移転ばっかりじゃないかと言ったら、いや駅前を中心とした中心市街地の20年後のまちづくりの方向性についてもやっているんですよと永作部長はおっしゃられた。これがそのエッセンスですか、お答えください。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 今議員お示しいただいたのは、170ヘクタールの中で、そういうゾーン、エリアというのを区分けしたというか、そういうものをお示しいただいたものだと思いますが、今回の配置計画の中では、やはり主となります公共施設をどういうふうに持っていこうかというのは、私ども、いろんなゾーンの中でどう配置していくかということもかなり議論をさせていただいたというふうに思っております。 以上です。 ◆18番(海住恒幸君) まさにそうじゃないですか。公共施設の移転、そればっかり考えていたということじゃないですか。しかし、こんな地図をつくらなくても、できる回答ばっかりだったじゃないですか。かねてより市長が言われているワンストップサービスが行われる市役所づくり、それから、いずれは建てかえが生じる本居宣長記念館、そして耐震ということを言われていた松阪公民館、かねてよりエアコンとかエレベータの問題が指摘されていた福祉会館、それから、プラザ鈴、この委託をしなくても、行政の職員が既に何が問題かという資料は十分に持っていて、どこの公共施設をどうしなければならないかということは十分にみずからの議論でたたき台を示すことができたことばっかりじゃないですか、今の御答弁は。だから、これに対する答えになっていない。これが中心市街地の20年後のまちづくりのエッセンスですかということに対する答えになっていないですよ。これ自体、何なんですか。駅を中心とする中心市街地の20年後のまちづくりの方向性というのは、今回の事業、2つのうちの1本の主要な柱がこれだと受けとめてよろしいですか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 議員おっしゃられるように、それが主としての20年後のものなのかということですけれども、今お示しいただいておるのは、こういう松阪市の部分については中心市街地、こういうゾーンに分かれますよねというものを今示していただいておると思います。素案の中では、一番最後に示しております20年後の姿というものを、私どものほうは、それが最終的に素案として出させていただいておる20年後の松阪市の状況というふうに、そのものを目標にやっていきたいというふうに考えております。 ◆18番(海住恒幸君) そこのほうに答弁逃げられましたけれども、ここに示されているゾーン、豪商とか武家地とか、寺社地とか駅拠点、これってほとんど一緒の部分、記憶にないですか、私見たことありますよ。平成11年度の中心市街地活性化基本計画にこれと同じようなものが、言葉は多少違うかもしれませんけど、載っていますよ。茶与町とか白粉町あたりは居住地、当然、お城周辺は武家地、駅周辺は駅拠点ゾーン、同じことが書かれているじゃないですか。今さら土地利用、146万円かけて書いてもらわなければならないマップじゃないでしょう。いかがですか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 議員おっしゃいますように、松阪市としては以前からそういうゾーン分けというのはやっておるのはよくわかっております。その中で、今回、土地利用計画を作成していくに当たって、本当に当時そういうゾーン分けをしたものがどうかということも検証いたしました。その当時のもの、今現状の松阪市を考えましても、やはりそういうゾーンになっていくというのは、検証の中でも、形態としては同じような形だなというのは検証はしております。 ◆18番(海住恒幸君) 飛ばしますけど、結局やったことは、37ページの公共施設をどこへ移転するかという話が幾つか載っています。そこで長所短所、どうしたら可能かということを考えられた。それと最後のページとおっしゃられたけど、20年後はこのような配置にしましょうということ、これって、1年半かけてやる仕事じゃないと思います。よく専門家と学生と市民と行政とが一緒になった、例えば2泊3日のワークショップでもいいですが、現地、まちなみウオッチングとかいろいろ兼ねて、その中でどこに何が課題があるでしょうということを発見し、ここをこうしたらいいですということででき上がるようなものだと思います。そう私は思わざるを得ないです。それが20年後のまちづくりの方向性を示せたと胸を張ってもいいことなんでしょうかということを私は思います。 もう1点お聞きします。説明会がないないということを言ってきました。説明会は決まってからやると。地元説明会の支援というのは66万円になっているんですよ。地元説明会、12月7日に魚町で説明会をしている。それが66万円なんですか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 魚町のほうでも説明会をやっておりますけれども、他のところでも説明会にお伺いさせていただいておるというのもございます。そこだけということではございません。 ◆18番(海住恒幸君) 他のところってどこですか。全然把握していませんよ。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 中央住民協議会のほうへもお邪魔させていただいております。あと、組織としてMMM、そちらのほうへも要請がありましてお邪魔させていただいて説明を行っております。 以上です。 ◆18番(海住恒幸君) それで66万円なんですか。何にそんなにかかるんでしょうか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) その辺のものにつきまして、業者のほうも出てきておりますし、また、その辺の資料、その他準備等で、そういう形のものでこういう金額を上げさせていただいております。 以上です。 ◆18番(海住恒幸君) 業者も出てきておりますしと言うけど、業者が出てこなければこのお金は発生しませんよね、発生主義で。出てきて当たり前だし、資料を用意するのは当たり前。資料って既にあるし、素案が12月22日に公表されているんだし。それとも私たちには見せていただけないような資料まで出すんですか。資料って、もう出すものないでしょう。プロジェクターで示すような資料、それも2月18日に示されているじゃないですか。新たに何も作成することなんかないでしょう。ただ、説明会といったって何十時間やるわけじゃないし、1時間か2時間ぐらい、そこに業者にいてもらうだけ。その3カ所で66万円するんですか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) そういう形のもので、業者のほうは来ておりますけれども、そういう準備、いろんなことをして、こういう価格で委託しております。 以上です。 ◆18番(海住恒幸君) 通常、今ここで本会議でそんなこと尋ねませんけれども、明確にそれは数字で出るものですよ。ごまかしはきかないです。何人の人が何時間準備したと、それは本当に見積もりによって明確にあらわされるべき数字のものです。これを一番最初に、まだ4月の段階で、どのような事業展開がなされるかわからないような状況で、仮に見積もっておくというのはまあいいけれど、今はもう実施された後の数字を、今最終補正にかけて、決算じゃないけれど、決算に近いような数字が出るわけですよ。その段階で、このような数字がそのまま残っていて、それが今回の最終補正に落ちてくるということがあってはならないのではないかと思いますが、決算の議会も9月にありますけれども、こういう状態でまた今度の決算も迎えていこうということなんですか。 ◎都市整備部長(永作友寛君) 何度も申し上げますけれども、私どものほう、この委託につきましては、適正に進めさせていただいておるというふうに考えておりますので、決算につきましても、最終的に来年度の分、契約を履行していただいて、そういう形で決算のほうへ臨むという考えでおります。 以上です。 ◆18番(海住恒幸君) いかに部長の立場で、契約は適正に行われていると思いますよ、委託の仕方が私は不十分だったと、去年の当初予算から指摘しています。そういうあり方というのをどうしても問いたいと思って、きょうの日を迎えました。例えば、一番最初の段階の6月16日に検討委員会があって、そのときに出ている資料が何点かあります。これと大体一緒です。ほとんど国土交通省の資料であるとか、松阪市が持ち合わせている資料とか、いろんなものをカラーコピーして出しているにすぎないわけです。これだって、しっかりと委託経費としては発生しているわけなんです。それが先ほどから部長が言われているような、十分に資料も用意してもらってとか、来てもらってという作業の量なんですよね。決して私はこれ、極めて水準の高いものができたとは思っていません。 竹上市長の方針で、松阪市は幾つもの計画を持っている、それを一本にまとめていかなければならない、だから1つの計画をつくっていくんだと、そういう意気込みを持って始められたことだと思うんですけれども、結局、もう1つの新しい計画が、過去のものと同じような計画ができたにすぎないじゃないですか。例えば、意識調査、5000人アンケートですけど、こういうのをゼロからするというんだったらいいですよ。こういうデータを借用しているだけじゃないですか。そういった意味で、土地利用計画というものは、本当に非公開でわけのわからんうちに結果も出されてきたことばっかりでしたけれども、なされているやり方そのものも、私は行政に全て責任があると思っています。 竹上市長が、西口真理議員の関連質問に対する答弁で、プロセスが大事だろうと聞いたら、プロセスが悪くても結果がよければいいだろうと答弁されたんです。ちょっと言葉は違うかもしれませんけど、そのような意味をおっしゃられています。結果さえよければいいでしょうと。結果がよくならないですよ、プロセスが悪ければ。市長が何かおっしゃりたいようなので、お答えいただければと思います。しゃべりたくないとおっしゃる。あえて答弁を求めませんが、このような状況です。答弁、本当にしなくていいんですか、こんなに本当にごちゃごちゃ言うてるつもりですけれども、該当しないですか、適当ないいかげんな質問であると、もうそのまま、うなずかれたので、本当ですか。 ○議長(西村友志君) 海住議員、市長に答弁を求めるんですか。 ◆18番(海住恒幸君) はい、答弁を求めます、一言。 ◎市長(竹上真人君) この土地利用計画につきましては、いわゆる仕様に基づき、そして特記仕様を入れ、そして入札によって行われております。したがいまして、内容についても適正なものというふうに私どもは判断してお出しをさせていただいておる。今回の補正予算もそういった形でお出しをさせていただいておるということでございます。     〔18番議員より「終わります」という声あり〕     〔18番 海住恒幸君降壇〕 ○議長(西村友志君) 他に質疑はありませんか。 ◆23番(久松倫生君) 2点ばかり簡単にお聞きします。 大まかな話ですが、財政調整基金ほぼ5億円、返ってきておるというのは変ですけど、戻っています。100億を超えたぐらいかなと思いますが、単なる財源調整よりもたくさんたまっているなと思いますけれども、いかがですか。 それから、全体でいえば、通告も何もしていませんので悪いですけど、いわゆる一般会計全体として入札差金がどれほどというふうに受けとめているのか。この2点だけお聞きします。 ◎総務部長(中出繁君) 久松議員から、財政調整基金の関係、それから、入札差金の関係の御質問をいただきました。 財政調整基金につきましては、御指摘いただいたとおりでございますが、現時点における28年度末の財政調整基金残高は100億5000万円余りというところでございます。平成27年度末と比較しますと、6億円程度ふえるという状況でございます。 それから、入札差金につきましては、これは例年示させていただいておりますけれども、これにつきましては、決算を組むときにあわせて作業させていただいておりますので、現時点で全体の入札差金は幾らかというところまでは現状では調べてございませんので、決算のときに示させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆23番(久松倫生君) 簡単に終わっておきます。100億を超えたというのは、今まで過去にありましたか。それだけ、データがあるかどうか。 ◎総務部長(中出繁君) 松阪市が合併してから10年以上たってございますけれども、100億を超えたのは、今回が初めてということでございます。     〔23番議員より「終わります」という声あり〕 ○議長(西村友志君) 他に質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。 議案第35号は、各常任委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。午後3時25分、本会議を再開いたします。                         午後3時14分休憩                         午後3時25分開議 ○議長(西村友志君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △日程第3 議案第36号 平成28年度松阪市競輪事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(西村友志君) 日程第3 議案第36号平成28年度松阪市競輪事業特別会計補正予算第2号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第36号平成28年度松阪市競輪事業特別会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の1ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億9300万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ102億8711万3000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容は、年度末を控え、各種事業の精算または実績による見込み等の調整を行った予算となっております。 8ページ、9ページをお願いいたします。歳入の主なものでございますが、第1款第1項事業収入、第2目勝者投票券売上金の3億9300万1000円の追加は、普通競輪の売上げ額増加見込みによる勝者投票券売上金によるものでございます。 10ページ、11ページをお願いいたします。歳出でございますが、その主なものについて御説明申し上げます。 第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の1競輪事業財政調整基金積立金8809万4000円の追加は、財源調整のために歳入超過額を競輪事業財政調整基金に積み立てるものでございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。第2款事業費3億490万7000円の追加は、売上げ額増加見込みに伴う各種競輪開催関係経費の調整で、内訳は説明欄に記載のとおりでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第36号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第4 議案第37号 平成28年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(西村友志君) 日程第4 議案第37号平成28年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第37号平成28年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の15ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億3972万6000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ209億4499万5000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容は、年度末を控え、精算あるいは実績に基づく調整等を行った予算となっております。 22ページ、23ページをお願いいたします。歳入でございますが、その主なものについて御説明申し上げます。 第1款国民健康保険税4674万8000円の減額は、調定額の減及び徴収実績によるもので、内訳は記載のとおりでございます。 第3款国庫支出金6180万8000円の追加は、負担金額の確定によるもので、内訳は説明欄に記載のとおりでございます。 第4款療養給付費交付金2438万7000円の追加は、平成27年度交付金額の確定による社会保険診療報酬支払基金からの追加交付でございます。 第5款前期高齢者交付金5億4013万1000円の減額は、社会保険診療報酬支払基金からの交付金額の確定によるものでございます。 24ページ、25ページをお願いいたします。第7款共同事業交付金1億7343万7000円の減額は、医療費動向による減でございます。 第9款繰入金4143万8000円の減額は、主に国民健康保険支払準備基金繰入金の決算見込みによる減額でございます。 第10款繰越金4億8099万1000円の追加は、既に確定しております前年度繰越金の予算未計上分を全額計上させていただくものでございます。 歳出でございますが、その主なものについて御説明申し上げます。 30ページ、31ページをお願いいたします。第2款保険給付費、第1項療養諸費2億6546万1000円の追加、32ページ、33ページの第2項高額療養費2億6900万円の追加は、ともに医療費動向による給付費の増によるもので、内訳は説明欄に記載のとおりでございます。 36ページ、37ページをお願いいたします。第3款後期高齢者支援金等2億2410万5000円の減額は、後期高齢者医療制度における給付費見込み額、及び、平成26年度の精算額確定等によるものでございます。 42ページ、43ページをお願いいたします。第6款介護納付金3934万1000円の減額は、介護保険の第2号被保険者に係る介護保険料の見込み額、及び、平成26年度の精算額確定によるものでございます。 44ページ、45ページをお願いいたします。第7款共同事業拠出金5億3117万6000円の減額は、対象事業費の減、及び、医療費動向による減によるもので、内訳は説明欄に記載のとおりでございます。 46ページ、47ページをお願いいたします。第8款保健事業費、第1項特定健康診査等事業費649万9000円の減額は、特定健診の受診者数の減によるものでございます。 50ページ、51ページをお願いいたします。第10款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金、第4目返還金3043万7000円の追加は、平成27年度の療養給付費等負担金、特定健康診査等国庫負担金、県負担金、及び、一般会計繰入金の精算による返還金でございます。 なお、52ページ以降の補正予算給与費明細書につきましては説明を省略させていただきますので、御了承いただきたく存じます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第37号は、環境福祉委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第38号 平成28年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(西村友志君) 日程第5 議案第38号平成28年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算第3号を議題とし、提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第38号平成28年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算第3号について、御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の55ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億3353万7000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ169億9161万8000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容は、年度末を控え、精算あるいは実績に基づく調整等を行った予算となっております。 歳入でございますが、その主なものについて御説明申し上げます。62ページ、63ページをお願いいたします。 第1款保険料5584万1000円の追加は、実績見込みによるもので、内訳につきましては記載のとおりでございます。 第3款国庫支出金、第1項国庫負担金6642万8000円の減額は、介護給付費負担金の交付決定によるものでございます。 次に、第2項国庫補助金4709万9000円の減額は、地域支援事業交付金等の交付決定によるものでございます。 次に、第4款支払基金交付金1億6961万2000円の減額は、交付決定によるものでございます。 次に、第5款県支出金7891万9000円の減額は、介護給付費負担金等の交付決定によるものでございます。 64ページ、65ページをお願いいたします。次に、第7款繰入金、第1目一般会計繰入金4744万9000円の減額は、主に介護給付費の減、及び、事務費繰入金の精算による減によるもので、内訳につきましては記載のとおりでございます。 第2目基金繰入金4740万5000円の追加は、財源調整によるものでございます。 次に、第8款繰越金6996万1000円の追加は、既に確定しております前年度繰越金の予算未計上分を全額計上させていただくものでございます。 歳出でございますが、その主なものについて御説明申し上げます。68ページ、69ページをお願いいたします。 第1款総務費1030万8000円の減額は、事業費の精算等でございます。 少し飛びまして、78ページ、79ページをお願いいたします。第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費2億226万2000円の減額は、サービス利用の給付実績見込みによる各サービス費を見直したものでございます。 次に、82ページ、83ページをお願いいたします。第2項介護予防サービス等諸費2994万9000円の追加は、給付実績見込みの増等によるものです。 次に、86ページ、87ページをお願いいたします。第4項特定入所者介護サービス等費4464万9000円の減額は、給付実績見込みの減によるものです。 94ページ、95ページをお願いいたします。第3款地域支援事業費、第2項包括的支援事業・任意事業費558万3000円の減額は、各種高齢者サービスの利用者数の減等によるものでございます。 なお、106ページ以降の補正予算給与費明細書につきましては説明を省略させていただきますので、御了承いただきたく存じます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第38号は、環境福祉委員会に付託いたします。 △日程第6 議案第39号 平成28年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(西村友志君) 日程第6 議案第39号平成28年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第1号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第39号平成28年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第1号について、御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の109ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9780万2000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ35億8006万6000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容は、年度末を控え、精算あるいは実績に基づく調整等を行った予算となっております。 歳入でございますが、その主なものについて御説明申し上げます。116ページ、117ページをお願いいたします。 第1款保険料2139万9000円の追加は、主に保険料賦課額の増によるものでございます。 次に、第3款繰入金6387万円の減額は、一般会計からの繰入金で、その内訳は記載のとおりでございます。 次に、第4款繰越金4559万2000円の追加は、既に確定しております前年度繰越金の予算未計上分を全額計上させていただくものでございます。 次に、第5款諸収入、第2項第1目雑入の2過年度分療養給付費負担金9036万3000円は新規計上で、平成27年度における負担金の精算に基づくものでございます。 歳出でございますが、その主なものについて御説明申し上げます。120ページ、121ページをお願いいたします。 第2款後期高齢者医療広域連合納付金1041万2000円の追加は、主に保険料賦課額の変更による保険料負担金の増額、及び、保険料の軽減分に係る保険基盤安定制度負担金の減額等によるものでございます。 124ページ、125ページをお願いいたします。第4款諸支出金9036万3000円は、27年度分療養給付費の精算による市負担金返還金の新規計上でございます。 なお、126ページの補正予算給与費明細書につきましては説明を省略させていただきますので、御了承いただきたく存じます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第39号は、環境福祉委員会に付託いたします。 △日程第7 議案第40号 平成28年度松阪市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(西村友志君) 日程第7 議案第40号平成28年度松阪市簡易水道事業特別会計補正予算第2号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第40号平成28年度松阪市簡易水道事業特別会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の127ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8537万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億9161万7000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容は、年度末を控え、精算あるいは実績に基づく調整等を行った予算となっております。 次に、第2条の地方債の補正につきましては、関係個表で御説明申し上げますので、130ページをお願いいたします。 第2表地方債補正の変更でございますが、内容につきましては、飯高西部簡易水道施設更新事業の起債対象事業費の確定による限度額の変更で、限度額を1億8930万円から1億4820万円に減額させていただくものでございます。 歳入でございますが、その主なものについて御説明申し上げます。134ページ、135ページをお願いいたします。 第2款使用料及び手数料、第1項使用料359万円の減額は、飯高簡易水道の実績見込みによるものでございます。 次に、第3款国庫支出金292万3000円の減額は、補助対象事業費の確定によるものでございます。 次に、第4款繰入金4704万3000円の減額は、今回の補正に伴う財源調整として一般会計繰入金を減額させていただくものでございます。 次に、第6款諸収入、第1項第1目雑入の2消費税還付収入1002万8000円の追加は、税額確定によるものでございます。 次に、第7款市債4110万円の減額は、130ページの第2表地方債補正で御説明申し上げたとおりでございます。 136ページ、137ページをお願いいたします。歳出の主なものでございますが、第1款総務費15万7000円の減額、及び、138ページ、139ページの第2款事業費、第1項業務費1155万6000円の減額は、ともに精算見込み等によるものでございます。 140ページ、141ページをお願いいたします。第2項建設改良費7288万8000円の減額は、主に入札による工事請負費の減額、及び県発注工事との調整による工事請負費、測量調査業務委託料の減額で、内訳は説明欄に記載のとおりでございます。 142ページ、143ページをお願いいたします。第3款公債費76万9000円の減額は、償還利子の確定によるものでございます。 なお、144ページの補正調書につきましては説明を省略させていただきますので、御了承いただきたく存じます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第40号は、建設水道委員会に付託いたします。 △日程第8 議案第41号 平成28年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(西村友志君) 日程第8 議案第41号平成28年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算第1号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第41号平成28年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算第1号について、御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の145ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1306万5000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5556万4000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容は、年度末を控え、各種事業の精算または実績による見込み等の調整を行った予算となっております。 次に、第2条の地方債の補正につきましては、関係個表で御説明申し上げますので、148ページをお願いいたします。 第2表地方債補正の変更でございますが、内容につきましては、生活排水処理施設整備事業の起債対象事業費の減額により、限度額を3290万円から2700万円に減額させていただくものでございます。 152ページ、153ページをお願いいたします。歳入の主なものでございますが、第3款国庫支出金284万2000円の減額、及び、第4款県支出金66万5000円の減額は、ともに生活排水処理施設整備事業費の減額によるものでございます。 第6款繰入金418万6000円の減額は、今回の補正予算に伴う財源調整として一般会計繰入金を減額させていただくものでございます。 第7款繰越金203万7000円の追加は、既に確定しております前年度繰越金の予算未計上分を全額計上させていただくものでございます。 次に、第8款市債590万円の減額は、148ページの第2表地方債補正で御説明申し上げたとおりでございます。 154ページ、155ページをお願いいたします。歳出の主なものでございますが、第1款総務費282万9000円の減額は、異動に伴う一般職員給の減額、及び、県補助金の減額に伴う減債基金積立金の減額でございます。 156ページ、157ページをお願いいたします。第2款事業費、第1項業務費129万9000円の減額は、使用休止等による維持管理基数の減によるものでございます。 158ページ、159ページをお願いいたします。第2項建設改良費893万7000円の減額は、浄化槽設置工事費の減額によるものでございます。 なお、160ページ以降の補正予算給与費明細書等につきましては説明を省略させていただきますので、御了承いただきたく存じます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第41号は、環境福祉委員会に付託いたします。 △日程第9 議案第42号 平成28年度松阪市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(西村友志君) 日程第9 議案第42号平成28年度松阪市農業集落排水事業特別会計補正予算第2号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第42号平成28年度松阪市農業集落排水事業特別会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の163ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ201万9000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6796万2000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容は、年度末を控え、精算あるいは実績に基づく調整等を行った予算となっております。 170ページ、171ページをお願いいたします。歳入の主なものでございますが、第1款使用料及び手数料18万7000円の減額は、実績見込みによるものでございます。 次に、第2款繰入金193万円の減額は、今回の補正に伴う財源調整として一般会計繰入金を減額させていただくものでございます。 次に、第3款繰越金13万5000円の追加は、既に確定しております前年度繰越金の予算未計上分を全額計上させていただくものでございます。 172ページ、173ページをお願いいたします。歳出の主なものでございますが、第1款総務費12万8000円の減額は、消費税額の確定等によるものでございます。 174ページ、175ページをお願いいたします。第2款事業費189万1000円の減額は、高木地区汚水処理施設汚水管漏水調査業務委託の減及び精算によるもので、内訳は説明欄に記載のとおりでございます。 なお、176ページの補正予算給与費明細書につきましては説明を省略させていただきますので、御了承いただきたく存じます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第42号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第10 議案第43号 平成28年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(西村友志君) 日程第10 議案第43号平成28年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第43号平成28年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号について、御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の177ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ281万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1580万7000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容は、年度末を控え、精算あるいは実績に基づく調整等を行った予算となっております。 184ページ、185ページをお願いいたします。歳入でございますが、第1款事業収入295万9000円の減額は、債務者の経済的困窮等による収納率の減によるものでございます。 次に、第2款県支出金20万6000円の減額は、県補助金の確定によるものでございます。 次に、第4款繰越金35万5000円の追加は、既に確定しております前年度繰越金の予算未計上分を全額計上させていただくものでございます。 186ページ、187ページをお願いいたします。歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の3住宅新築資金等貸付事業基金積立金206万1000円の減額は、収支における剰余金が減額となったことによるものでございます。 なお、190ページの補正予算給与費明細書につきましては説明を省略させていただきますので、御了承いただきたく存じます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第43号は、建設水道委員会に付託いたします。 △日程第11 議案第44号 平成28年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(西村友志君) 日程第11 議案第44号平成28年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計補正予算第2号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第44号平成28年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の191ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ86万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9532万8000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容は、年度末を控え、精算及び実績に基づく調整等を行った予算となっております。 198ページ、199ページをお願いいたします。歳入でございますが、第2款使用料及び手数料27万円の減額は、現年度分使用料、実績見込みの減等によるものでございます。 第3款繰入金94万7000円の減額は、今回の補正予算に伴う財源調整として一般会計繰入金を減額させていただくものでございます。 第4款繰越金33万4000円の追加は、既に確定しております前年度繰越金の予算未計上分を全額計上させていただくものでございます。 200ページ、201ページをお願いいたします。歳出でございますが、第2款事業費86万円の減額は、実績による非常勤職員賃金、及び、番組制作委託料の減額等によるものでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第44号は、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第12 議案第45号 平成28年度松阪市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(西村友志君) 日程第12 議案第45号平成28年度松阪市水道事業会計補正予算第2号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔上下水道事業管理者 向井克志君登壇〕 ◎上下水道事業管理者(向井克志君) ただいま上程されました議案第45号平成28年度松阪市水道事業会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 企業会計補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、年度末を控え、予算全般にわたり、精算あるいは実績に基づく調整等を行っております。 まず、補正予算第2条業務の予定量では、第2号年間総給水量は46万1024立方メートルの増、第3号1日平均給水量は1263立方メートルの増を見込み、第4号建設改良事業では1億1927万3000円を減額するものでございます。 次に、補正予算第3条収益的収入及び支出でございますが、収入で第1款水道事業収益を4238万1000円増額し、40億573万8000円とし、支出で第1款水道事業費用を9458万1000円減額し、35億6295万6000円とするものでございます。 2ページをお願いいたします。補正予算第4条資本的収入及び支出でございますが、収入で第1款資本的収入を7067万6000円減額し、8億5763万5000円とし、支出で第1款資本的支出を1億1399万9000円減額し、19億8536万4000円とするものでございます。 これにより補正後の資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は11億2772万9000円となり、予算第4条本文括弧書きを記載のとおり改め、財源を補填するものとさせていただくものでございます。 次に、補正予算第5条企業債でございますが、限度額を記載のとおりに改めさせていただくものでございます。 補正予算第6条で、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を記載のとおり改めさせていただくものでございます。 3ページをお願いいたします。補正予算第7条は、他会計からの補助金を記載のとおり改めさせていただくものでございます。 次に、補正予算基礎資料に基づき、主なものを御説明申し上げますので、11ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出でございますが、第1項営業収益、第1目給水収益8001万1000円の増額は、実績見込みによる給水量が、当初予算で設定しました給水量より増加となる見込みによるものでございます。第2目受託工事収益3031万2000円の減額は、県事業等の計画変更によるものでございます。 第2項営業外収益の第2目分担金265万円の減額は、水道新設等分担金の申し込み件数の減によるものでございます。第4目長期前受金戻入267万3000円の減額は、平成27年度までに受け入れた補助金等が確定したことにより、精査したことによるものでございます。 12ページをお願いいたします。次に、支出でございますが、第1項営業費用は8244万1000円の減額でございます。主なものといたしまして、まず第1目原水及び浄水費の3244万円の減額は、委託料が入札差金、動力費は電力料金が下がったこと、また受水費は中勢水道に係る受水量の減によるものでございます。次に、第2目配水及び給水費でございますが、1907万1000円の減額でございます。 主な内容でございますが、13ページをお願いいたします。委託料及び量水器取替補修費は入札差金による減額で、路面復旧費は精算見込みによる減額でございます。第3目受託工事費2809万9000円の減額は、県事業等の計画変更によるものでございます。第4目業務費は217万9000円の増額で、主に北部上下水道事務所移転に伴う料金システム移行業務の追加によるものでございます。第5目総係費は精査により651万7000円を増額させていただいております。 14ページをお願いいたします。第6目減価償却費658万円の減額は、本年度分の確定によるもので、また第7目資産減耗費494万7000円の減額は、固定資産除却費において除却費の確定をしたことによるものでございます。第2項営業外費用の第1目支払利息621万7000円の減額は、借入利息の確定によるものでございます。 15ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございますが、収入で第1項企業債5150万円の減額は、事業費の精算見込みによるものでございます。第4項国庫補助金1917万6000円の減額は、額の確定によるものでございます。 16ページをお願いいたします。支出で第1項建設改良費は、1億1927万3000円の減額をさせていただいております。第1目配水及び給水施設費、第2目基幹施設整備費におきましては、それぞれの事業について、入札差金分の減額及び実績に基づき調整をさせていただくもので、各目の補正の内容は記載のとおりでございます。第3目固定資産購入費53万7000円の減額につきましては、機械及び装置において、量水器の出庫予定数量の減によるものでございます。 17ページをお願いいたします。第3項補助金返還金は、527万4000円を追加させていただくもので、平成27年度生活基盤施設耐震化等交付金、仕入れに係る消費税等相当額報告書において交付金の返還が生じたことによるものでございます。 附属諸表の説明は省略させていただきます。 以上で説明とさせていただきますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔上下水道事業管理者 向井克志君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第45号は、建設水道委員会に付託いたします。 △日程第13 議案第46号 平成28年度松阪市公共下水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(西村友志君) 日程第13 議案第46号平成28年度松阪市公共下水道事業会計補正予算第2号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔上下水道事業管理者 向井克志君登壇〕 ◎上下水道事業管理者(向井克志君) ただいま上程されました議案第46号平成28年度松阪市公共下水道事業会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 企業会計補正予算書の19ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、年度末を控え、予算全般にわたり精算あるいは実績に基づく調整等を行っております。 まず、補正予算第2条業務の予定量では、第2号年間総排水量は3万8000立方メートルの増、第3号1日平均排水量は104立方メートルの増とし、第4号主要な建設改良事業では管渠布設費で2248万2000円の減額、ポンプ場築造費で224万4000円の減額、流域下水道建設負担金で777万円の増額をさせていただくものでございます。 次に、補正予算第3条収益的収入及び支出でございますが、収入で第1款下水道事業収益を4530万9000円減額し、40億3012万5000円とするものでございます。支出で第1款下水道事業費用は5761万3000円減額し、40億6280万2000円とするものでございます。 20ページをお願いします。補正予算第4条資本的収入及び支出でございますが、収入で第1款資本的収入を1万7000円増額し、37億7688万7000円とし、支出で第1款資本的支出を3272万円減額し、51億4784万5000円とするものでございます。 これにより補正後の資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は13億7095万8000円となり、予算第4条本文括弧書きを記載のとおり改め、財源を補填するものとさせていただくものでございます。 補正予算第5条企業債でございますが、限度額を記載のとおりに改めさせていただくものでございます。 21ページをお願いいたします。補正予算第6条で、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を記載のとおり改めさせていただくものでございます。 補正予算第7条他会計からの補助金につきましても、記載のとおりに改めさせていただくものでございます。 続きまして、補正予算基礎資料に基づき主なものを御説明申し上げますので、29ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出でございますが、第1項営業収益、第1目下水道使用料909万8000円の増額は、排水量の増加見込みによるものでございます。第2目負担金は、雨水処理に係る一般会計負担金を384万5000円減額させていただくものでございます。第2項営業外収益で、第2目他会計補助金5074万1000円の減額は、資本費の確定及び各事業の精算見込みによる一般会計補助金の減でございます。第6目長期前受金戻入20万7000円の減額は、平成27年度までに受け入れた補助金等が確定したことにより、精査したものでございます。 30ページをお願いします。次に、支出でございますが、第1項営業費用は3627万1000円の減額でございます。主なものといたしまして、まず第1目管渠費では1923万5000円の減額で、委託料においてマンホールポンプ設備維持管理業務委託料等の減、また修繕費においては、公共汚水ます修繕費の減などによるものでございます。第5目総係費につきましては、149万3000円の減額でございます。主に実績に基づき調整をさせていただくもので、各節の補正内容は記載のとおりでございます。 31ページをお願いします。第6目流域下水道費につきましては996万8000円の減額で、流域下水道維持管理負担金の対象排水量が減の見込みとなったことによるものでございます。第7目減価償却費523万円の減は、構築物減価償却費等の確定によるものでございます。第2項営業外費用は2134万2000円の減額で、このうち第1目支払利息及び企業債取扱諸費1734万2000円の減額は、借入利息が確定したことによるものでございます。第2目補助金の水洗便所設置費補助金につきましては、申請件数が減の見込みとなったことによるものでございます。 32ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございますが、収入で第1項企業債3040万円の減額は、事業費の精算見込みよるものでございます。第2項他会計負担金1518万3000円の増額は、雨水施設整備に係る事業費の精査により増額となったことによるものでございます。第3項他会計補助金2216万7000円の減額は、財源補填に係る一般会計補助金を減額したものでございます。第4項国庫補助金の23万5000円の増額は、建設改良費の精算に伴う社会資本整備総合交付金の増額によるものでございます。第5項負担金及び分担金の3716万6000円の増額は、受益者負担金の一括納付件数の増、大口ポンプ場増設工事に伴う県工事負担金の精算による増などによるものでございます。 33ページをお願いします。支出でございますが、第1項建設改良費の第1目管渠布設費で2248万2000円の減額と、第2目ポンプ場築造費で224万4000円の減額は、事業費の精算見込みによる各費用の調整でございます。第4目流域下水道建設負担金で777万円の増額は、県施行事業費の増によるものでございます。第5目固定資産購入費で1530万円の減額は、雨水関連施設用地購入費用に係るもので、地権者と交渉を重ねましたが契約締結に至らなかったことによるものでございます。第2項投資の第1目基金38万6000円の追加につきましては、基金運用により発生した利息の積み立てでございます。 附属諸表の説明は省略させていただきます。 以上、説明とさせていただきますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔上下水道事業管理者 向井克志君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第46号は、建設水道委員会に付託いたします。 △日程第14 議案第47号 平成28年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(西村友志君) 日程第14 議案第47号平成28年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算第2号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市民病院事務部長 内田寿明君登壇〕 ◎市民病院事務部長(内田寿明君) ただいま上程されました議案第47号平成28年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 企業会計補正予算書の35ページをお願いいたします。予算第2条業務の予定量でございますが、第2号年間患者数では、入院患者急性期病床を365人の減、外来患者を3402人の増とし、第3号1日平均患者数では、入院患者急性期病床を1人の減、外来患者を14人の増とするものでございます。 第4号建設改良事業では、医療機械器具等整備事業を7974万7000円減額し、建設附帯設備整備事業を4868万円減額させていただくものでございます。 次に、予算第3条収益的収入及び支出でございますが、収入で第1款病院事業収益を675万4000円減額し、100億5161万2000円とするものでございます。 36ページをお願いいたします。支出で第1款病院事業費用を1億92万7000円減額し、99億5325万5000円とするものでございます。 次に、予算第4条資本的収入及び支出でございますが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5億4507万2000円を、記載の財源により補填するものに改めさせていただくものでございます。収入で第1款資本的収入を1億7039万円減額し、9億1453万8000円とし、支出で第1款資本的支出を1億2842万7000円減額し、14億5961万円とするものでございます。 予算第5条企業債でございますが、記載のとおり医療機械器具整備事業及び建物附帯設備整備事業の限度額を改めさせていただくものでございます。 37ページをお願いいたします。予算第6条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費を記載のとおり改めさせていただくものでございます。 予算第7条他会計からの補助金につきましても、記載のとおり改めさせていただくものでございます。 予算の詳細につきましては、補正予算基礎資料に基づき主なものにつきまして説明を申し上げます。45ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款病院事業収益で、第1項医業収益におきまして、第1目入院収益5423万6000円の減額は、入院患者数及び入院単価の減によるもので、第2目外来収益7095万3000円の追加は、外来患者数の増によるものでございます。 次に、第2項医業外収益におきまして、第2目他会計補助金1830万4000円の減額は、共済追加費用に要する経費等の精査によるものでございます。第4目国県補助金642万1000円の減額は、臨床研修費等補助金の減等で、また第6目長期前受金戻入283万2000円の減額は、本年度の減価償却費の確定に伴う精査によるものでございます。 次に、第3項訪問看護ステーション事業収益315万6000円の追加は、介護保険収入の増によるものでございます。 46ページをお願いいたします。支出の第1款病院事業費用で、第1項医業費用におきまして、第1目給与費で1403万2000円の追加は、退職給付引当金繰入額の勧奨退職等による追加、及び実績見込みに伴う人件費の調整でございます。第2目材料費で4826万5000円の減額は、高額な薬品の単価の改定に伴うものでございます。第3目経費で6286万6000円の減額は、光熱水費では電気代等の減、燃料費ではA重油の単価の減、修繕費では医療機器修繕等の減によるものでございます。貸倒引当金繰入額129万円の追加は、平成28年度の診療収益に係る貸し倒れ見込み額について計上させていただいたものでございます。第4目減価償却費で504万1000円の減額は、本年度減価償却費の確定によるものでございます。 47ページをお願いいたします。第6目研究研修費で329万円の追加は、学会等に参加する旅費の追加でございます。次に、第2項医業外費用におきまして、第1目支払利息で77万3000円の減額は、企業債利息の確定による減額でございます。次に、第5項特別損失におきまして、第1目過年度損益修正損で152万円の減額は、前年度診療報酬の減点分の確定による減額でございます。 48ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の収入でございますが、第1款資本的収入で、第1項企業債におきまして1億8090万円の減額は、病院情報システム購入費の減等によるものでございます。次に、第6項貸付金返還金におきまして1050万円の追加は、退職等による医師及び看護師の修学資金返還金でございます。 次に、支出でございますが、第1款資本的支出で、第1項建設改良費におきまして、第1目建設改良費で4868万円の減額は、ハイケアユニット等改修計画の見直しによる減額でございます。第2目資産購入費で7974万7000円の減額は、病院情報システムの精査等によるものでございます。 以上で、平成28年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算第2号の説明とさせていただきます。 なお、附属諸表の説明につきましては省略させていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔市民病院事務部長 内田寿明君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
    ◆18番(海住恒幸君) 簡単なことをお尋ねしたいと思います。 ちょっとごめんなさいね。27年度の決算について、今頭に入っていないのであれですけれども、27年度と比べて、28年度は最終的には収支の状況というのはどういう見通しであるのか。28年度の成果、その辺を簡単にお聞かせいただきたい。 それと、もう1点、たしか入院収益が減って、外来収益がふえている、その要因についてもそれぞれお願いしたいと思います。 ◎市民病院事務部長(内田寿明君) 海住議員から、平成27年度の決算の状況と28年度の決算見込みの状況はどうかということだったかと思います。 28年度につきましても、黒字という状況を見込んでおります。 それから、入院が減って外来がふえておるという状況でございますが、入院につきましては実績で入院患者数が減っております。外来につきましては、高額な医薬品を使用したことにより、外来の収益はふえておるという状況でございます。 以上でございます。 ◆18番(海住恒幸君) ごめんなさい。入院のほうの収益が減っているということは、前回もお聞かせいただいておりますけれども、その原因です。済みません、それだけ。 ◎市民病院事務部長(内田寿明君) 減っておる要因につきまして、分析のほうはちょっと正確なことはできておりません。ただ、全国的な傾向といたしましても、入院患者数は減っておるということでございます。松阪市につきましても同じような状況が見られたのではないかなと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(西村友志君) 他に質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第47号は、環境福祉委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。午後4時30分、本会議を再開いたします。                         午後4時19分休憩                         午後4時30分開議 ○議長(西村友志君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △日程第15 議案第48号 松阪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について ○議長(西村友志君) 日程第15 議案第48号松阪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔総務部長 中出 繁君登壇〕 ◎総務部長(中出繁君) ただいま上程されました議案第48号松阪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、本日お配りいたしました議案第48号・第50号資料の1ページをお願いいたします。 議会の議員の報酬の額並びに市長、副市長及び教育長の給料の額につきまして、平成29年1月26日に特別職報酬等審議会に諮問を行い、同日2月2日及び2月13日の3回にわたり審議が行われ、2月20日に答申をいただいたものでございます。 答申につきましては、現行の月額で据え置くことが適当であり、また期末手当については、人事院勧告に準じて平成29年度から支給割合を0.1月分引き上げるべきであるとの内容でございます。 おめくりいただきまして、資料の2ページ、3ページでございますが、答申に至るまでの審議会の審議経過につきましては、地域経済の状況は回復基調にあり、市の財政状況も堅調に改善してきていることがうかがえるものの、今後地方交付税の減額の影響や社会保障費の増加などの課題があり、もう少し先を見据えながら堅実な財政経営を行っていくべき段階にあるのではないかということ、また、昨年の人事院勧告において等級の高い層の俸給表の改定額がわずかであったことや、現状では県内他市において報酬の引き上げ改定が行われていないことも踏まえ、現行のまま据え置きとすることが望ましいといった意見が大勢を占めたことにより、特別職の給料及び報酬の額については据え置きとされ、期末手当については人事院勧告に準拠した形での引き上げが妥当であるという結論が出されたもので、詳細につきましては、資料に記載のとおりでございます。 それでは、議案書の1ページをお願いいたします。 本議案は、このたびの特別職報酬等審議会の答申内容のとおり、条例の一部改正を行うものでございます。 条例改正の内容につきましては、第5条第2項を議案書に記載のとおり改めるもので、期末手当の支給割合については、6月支給分を1.50月から1.55月に、12月支給分を1.65月から1.70月に、年間としましては3.15月分から3.25月分に0.1月分引き上げるものでございます。 附則といたしまして、施行期日は平成29年4月1日からとしてございます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔総務部長 中出 繁君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。 議案第48号は、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第16 議案第49号 松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について ○議長(西村友志君) 日程第16 議案第49号松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔総務部長 中出 繁君登壇〕 ◎総務部長(中出繁君) ただいま上程されました議案第49号松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。 議案書の2ページ、及び、本日お配りいたしました政策等の説明資料もあわせてお願いいたします。 市政に関する専門的施策の円滑な推進を図るため、市長の指定する重要な施策に参画し、その処理に当たる職として新たに参与職を設置し、退職する小林副市長に4月から就任してもらい、引き続き、本市の重要な施策の推進を図ろうとするものでございます。本議案は、その参与職の報酬、日額2万円を新たに定めさせていただくため、条例別表を議案書に記載のとおり、改正を行うものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成29年4月1日から施行すると規定させていただくものでございます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔総務部長 中出 繁君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆18番(海住恒幸君) 参与職の役割をやや具体的に、そのイメージするところをお示しいただきたいと思います。 ◎市長(竹上真人君) 今回、参与職をつくらせていただきたいという形で提案をさせていただいております。具体的な内容というのは、今まで小林副市長が担ってきました、いわゆるコネクションと申しますか、さまざまなつながりがございます。それが私であったり、担当部局であったり、引き継ぐということもこれからは必要になってまいります。さらに、そういった結びつきを強化していくための橋渡しを担っていただく部分がございます。ですので、今回の参与職というふうな形で、引き続き市政に参画をいただきたいということで上げさせていただきました。 以上でございます。 ◆18番(海住恒幸君) 日額2万円というのは、例えば、どういうふうにカウントされるのか。常時支給されるのか、それとも参与が何かなさるときをカウントするのか、どういう形態になるんでしょうか。 ◎総務部長(中出繁君) 今回の参与につきましては、日額という形で定めさせていただいているところでございます。したがいまして、業務を行っていた日にちに2万円を乗じましてお支払いをさせていただくということになろうかと思います。 ◆18番(海住恒幸君) この辺にしておきますけれども、見えない仕事というのは多分あると思うんです。例えば、人とのつながりという部分は明確にきょう何々しているとかという報告をするのか、それともその見えなかった部分が後で成果としてあらわれることもあると思うんですけれども、どうそれを、日数なり時間なりを報告受けたりとか、どういう形でそれを見るのかという点だけ、お教えください。 ◎総務部長(中出繁君) 4月以降になりますけれども、もちろん小林副市長におきましては、東京あるいは松阪のほうでいろいろ業務を行っていただこうと思ってございます。その中で、その都度業務の記録をつけていただきまして、それを報告いただくことによりまして、確認をさせていただきたいというふうに思ってございます。 ○議長(西村友志君) 他に質疑はありませんか。 ◆23番(久松倫生君) 恐らく総務企画委員会に付託されると思いますので、そっちでやれと言われればそれまでなんですけども、参与という職の条例上の位置づけというのは全くないんでしょうか。 それと、例えば、この2万円というのは、松阪へ来られた場合の旅費等に関してはどういう支給になるのか、それから、東京で活動された場合どういう形になるのか、やはり予算とのかかわりが出てきますから、その点、明確な規定なり、こういう可能性のときはこうするという、海住議員が聞かれましたけれども、これはかなり重要な話だと思いますので、その点ちょっと明確な御説明を願いたいと思います。 ◎総務部長(中出繁君) この参与の職でございますが、これは身分としましては、地方公務員法第3条第3項第3号に規定します非常勤の特別職ということになります。この規定ですけれども、今回の条例をお認めいただいた後、参与設置規則を定めさせていただく予定でございます。 それから、旅費につきましては、もちろんこの報酬とは別になりますので、旅費が発生するごとに一般職と同様、松阪市職員の旅費に関する条例第6条の規定に基づき支給をさせていただきたいと思っております。 ○議長(西村友志君) 他に質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。 議案第49号は、総務企画委員会に付託いたします。 この際、お諮りいたします。本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを午後6時まで延長いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は午後6時まで延長することに決しました。 △日程第17 議案第50号 松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部改正について ○議長(西村友志君) 日程第17 議案第50号松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔総務部長 中出 繁君登壇〕 ◎総務部長(中出繁君) ただいま上程されました議案第50号松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。 議案書の3ページをお願いいたします。本議案につきましても、議案第48号松阪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての提案理由同様に、特別職報酬等審議会の答申内容のとおり、条例の一部改正を行うものでございます。 特別職報酬等審議会の経過等につきましては、先ほど御説明させていただきましたので、省略をさせていただきます。 条例改正の内容につきましては、第4条を議案書に記載のとおり改めるもので、期末手当の支給割合については、6月支給分を2.025月から2.075月に、12月支給分を2.175月から2.225月に、年間としましては4.2月分から4.3月分に0.1月分引き上げるものでございます。 附則といたしまして、施行期日は平成29年4月1日からとしてございます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔総務部長 中出 繁君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。 議案第50号は、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第18 議案第51号 副市長の選任について ○議長(西村友志君) 日程第18 議案第51号副市長の選任についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔市長 竹上真人君登壇〕 ◎市長(竹上真人君) ただいま上程されました議案第51号副市長の選任について、提案理由を説明させていただきます。 本日配付いたしました人事案件の議案書の1ページをお願いいたします。 小林益久副市長が平成29年3月31日をもって退職することから、新たに、本市都市整備部長である永作友寛を本市の副市長として選任しようとするものでございます。 経歴等につきましては、2ページに記載のとおりでございます。 本市の副市長として適任と考え、提案しますので、よろしくお願い申し上げます。     〔市長 竹上真人君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆18番(海住恒幸君) 簡単に1点だけお聞かせください。 どのようなプロセスがあったのか、また、複数候補は存在したのか、また、最終的に永作部長を抜てきされたという理由、あわせてお聞かせいただきたいと思います。 ◎市長(竹上真人君) まず、功績と申しますか、一般的な副市長2人制をしいている市の事例を見てみますと、事務職、技術職というふうな形で副市長2人制をしいている市というのは非常に多いというのが一つございます。そして、やはり私としましては、公約等々で、いわゆるトップセールスを行いたいということも申し上げさせていただいております。そうなりますと、やはり市役所内部の事務を固めていただくという期待感が今度の副市長にはございます。そういったさまざまなことを考えまして、永作都市整備部長を副市長として選任しようということで提案させていただいておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(西村友志君) 他に質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第51号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより議員間討議、討論、採決を行います。討議はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて議員間討議を終わります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第51号について同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。起立全員であります。よって、議案第51号副市長の選任については同意することに決しました。 それでは、副市長に選任されました永作友寛氏から御挨拶がございます。     〔永作友寛君登壇〕 ◎永作友寛君 永作でございます。先ほどは私の副市長の選任につきまして御同意をいただきまして本当ありがとうございます。また、松阪市のために御尽力をいただいております小林副市長の後ということで、その重責に身の引き締まる思いでございます。 私、昭和56年に入所させていただきまして36年間ですけれども、建設事業の行政に携わってまいりました。今思いますと、この建設行政の中でも行政の運営とか行政の判断の難しさというのを痛感しております。竹上市長が就任されて、市長が誰のために、何のためにということを常におっしゃってみえますけれども、私もそのことを頭の中に入れて、職員の皆さんといろいろお話をさせていただき、またわからないことがたくさんあると思いますけれども、そのときには教えていただいて、よりよい松阪市にしていくために一生懸命頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 また、議員の皆様、今後も御支援、御協力のほどよろしくお願いいたします。 甚だ簡単ではございますが、御挨拶にかえさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)     〔永作友寛君降壇〕 △日程第19 議案第52号 監査委員の選任について ○議長(西村友志君) 日程第19 議案第52号監査委員の選任についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔市長 竹上真人君登壇〕 ◎市長(竹上真人君) ただいま上程されました議案第52号監査委員の選任について、提案理由を説明させていただきます。 議案書の3ページをお願いいたします。 現在、監査委員をお務めいただいています大谷久美さんの任期が平成29年3月22日に満了となりますので、後任として加藤恭子さんを新たに選任しようとするものでございます。経歴等につきましては、4ページに記載のとおりでございます。 本市の監査委員として適任と考え、提案しますので、よろしくお願い申し上げます。     〔市長 竹上真人君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第52号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論、採決を行います。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第52号について同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。起立全員であります。よって、議案第52号監査委員の選任については同意することに決しました。 △日程第20 議案第53号 教育長の任命について ○議長(西村友志君) 日程第20 議案第53号教育長の任命についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔市長 竹上真人君登壇〕 ◎市長(竹上真人君) ただいま上程されました議案第53号教育長の任命について、提案理由を説明させていただきます。 議案書の5ページをお願いいたします。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正により、教育委員会委員長と教育長の権限を一本化した新たな責任者である新教育長が設けられ、本市で最初の新教育長の任命となります。 現在、務めている東博武教育長の任期中が経過措置期間となっており、この任期が平成29年3月24日に満了となることに伴い、新たな教育委員会制度が開始し、その新教育長に中田雅喜さんを任命しようとするものでございます。経歴等につきましては、6ページに記載のとおりでございます。 本市の教育長として適任と考え、提案しますので、よろしくお願い申し上げます。     〔市長 竹上真人君降壇〕 ○議長(西村友志君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第53号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論、採決を行います。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第53号について同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(西村友志君) ありがとうございます。起立全員であります。よって、議案第53号教育長の任命については同意することに決しました。 教育長に任命されました中田雅喜氏から御挨拶がございます。     〔中田雅喜君登壇〕 ◎中田雅喜君 ただいま御紹介いただきました中田でございます。 地教行法の改正に伴う新しい教育委員会制度のもと、市長より任命をいただき、議会の皆さんから御同意をいただきましたこと、心より感謝申し上げますとともに、その職責を考えますと、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。 この新しい教育委員会制度は、市長と教育委員会が一つになり、密接に連携をとりながら、今日の教育課題に当たっていく、そういったことが何より大切であると思っています。さまざまな教育課題が今この松阪にも大きくあり、その解決は喫緊のものとなっています。緊張感と、また皆様の御指導やら御支援を賜りながら、そういった教育課題一つ一つを丁寧に対応していきたいと思います。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。(拍手)     〔中田雅喜君降壇〕 △日程第21 請願第1号 白猪山山頂付近の市有地への風力発電施設建設を承諾しないよう求める請願書 ○議長(西村友志君) 日程第21 請願第1号白猪山山頂付近の市有地への風力発電施設建設を承諾しないよう求める請願書を議題といたします。職員より朗読いたします。     〔職員朗読〕 ○議長(西村友志君) 紹介議員の補足説明を求めます。 ◆15番(大平勇君) ただいま上程されました請願第1号白猪山山頂付近の市有地への風力発電施設建設を承諾しないよう求める請願書につきまして、紹介議員を代表いたしまして、議会運営委員長の私のほうから補足説明をさせていただきます。 本請願は、白猪山山頂付近の松阪市の市有地への風力発電施設建設に、市の土地の使用を承諾しないよう求めるものであります。 白猪山は、過去から何度も大きな災害を起こしています。このことは、飯南町史、飯南郡史、また、地区のお寺の過去帳などに記載されています。大石地区は、白猪山で大規模工事が行われますと、災害が想定されることから、請願者になっています。深野地区の住民の84%の署名を添えて、平成28年5月に風力発電の中止を求める陳情書が市長に出されています。特に、山の麓の深野上郷地区の4自治会では、134戸のうち127戸が署名をしており、署名戸数率は94.8%となっています。市有地は普通財産のため、適正な価格で貸借などの契約が行われれば、議会に諮ることなく契約が成立します。 以上のことから、議会からも本請願を通して、市に働きかけをしていただきたいということが願意であります。 また、本請願の紹介議員は、この趣旨に賛同する超党派として、議会運営委員全員が紹介議員となっていますことからも、ぜひとも全会一致で採択をしていただきますよう、お願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(西村友志君) これより紹介議員に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。 請願第1号は、環境福祉委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。明3月14日から3月22日までの9日間を休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) 御異議なしと認めます。よって、明3月14日から3月22日までの9日間を休会することに決しました。 なお、明3月14日午前10時、環境福祉委員会と文教経済委員会、3月15日午前10時、総務企画委員会と建設水道委員会を開催いたしますので、御了承願います。 3月23日午前10時、本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                         午後5時4分散会...